2020年11月
2020年11月30日
水仙
冬菊よりも先に、庭の一番水仙が咲いた。
この花はいつも、新しい春、年が来るということをを感じさせてくれる。
この花はいつも、新しい春、年が来るということをを感じさせてくれる。
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野々村恵子さんお別れ会
日曜日、野々村恵子さんのお別れ会に参加した。神保町の出版クラブ。去年の１１月に急逝され、お別れ会が企画されたが、コロナ禍のため２度延期されて３度目に実現した。４５名が参加。ほんらいならもっと大勢だったろうが、コロナ感染が広がる状況のなか自重された方も多いと思う。
実行委員の方々が作ってくださった略年譜やメッセージ集など心のこもったものだったし、会も静かだが明るく野々村さんの人柄そのもののようだった。
全員が発言する機会を与えられたが、それらの挨拶を聴くにつけ、野々村さんの仕事の大きさやみんなに愛された人柄を改めて知った。
これらについてはすでに書いたことがあるが、野々村さんの一貫したテーマは、女性の平等と自立だった。世の中はその方向に進んでいるともいえるが、アメリカの大統領選挙で現れたような状況もあり、まして日本はジェンダー指数１２１位というような体たらくである。
野々村さんは、日本社会教育学会で初の女性事務局長を務め、月刊社会教育の編集長や社会教育推進協議会の仕事をされた。じつにエネルギッシュに、だれかが言ったが完全燃焼した人生だった。（大東文化大学でも講師を務めてもらった。）
その一方で体と笑顔のためでもあろう、かわいらしくておちゃめな人でもあった。
スキーなどスポーツを楽しみ海外への旅行も多く、遊び大好きの人でもあったようだ。
年譜を見ると、「１９８４年 イギリス生涯学習研修」とあり、その時のことを思い出した。
そのとき、イギリスにいてその応接や案内をしたのはぼくである。１年間の在英中、日本からたくさんの団体や個人が来て、ぼくはツーリストのような仕事をすることが多かったが、野々村さんが来たのは社会教育推進協議会としてのもので、野々村さんのほかには目黒の重田さん、中野の岩崎さんの女性たち、姉崎洋一さんたち、この会にも出席していたYさん、Kさんなどもおられた。
旅行の最初には、全員ぼくの家に来てもらったし、後半のオクスフォード訪問のときには、家でおにぎりを作って届けたこともあった。おかげで懐かしく思い出した。
去年の１０月５日、ほんとに久しぶりに月刊社会教育の編集委員会に出て、お会いした。元気で報告をしていた姿を見ていただけに、訃報は信じられない気持ちだった。
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2020年11月29日
若者・青年の今
「月刊社会教育」の編集小委員会のあつまりを、朝霞台のサイゼリアで持った。町田のマツダさん、青年団協議会のTさん、ぼくの３人。
来年秋の号だが、今から出発する。
特集テーマは「若者・青年の今」。この日は自己紹介とフリートーク。２１世紀になってにわかに「青年」より「若者」と呼ばれるようになったのはなぜか。アメリカ、香港、タイなどでは若者の動きが活発だがなぜ日本ではないのか（もっとも大人も同様である）。社会教育の場でも地域づくりの場でも若者の姿が見えにくい。どこの青年団が元気？若者の人間関係は？SNSは？演劇の可能性、などなど。
サイゼリアで、食事をしなくても会合が開けるということを（ドリンクバーだけで）初めて知った。
来年秋の号だが、今から出発する。
特集テーマは「若者・青年の今」。この日は自己紹介とフリートーク。２１世紀になってにわかに「青年」より「若者」と呼ばれるようになったのはなぜか。アメリカ、香港、タイなどでは若者の動きが活発だがなぜ日本ではないのか（もっとも大人も同様である）。社会教育の場でも地域づくりの場でも若者の姿が見えにくい。どこの青年団が元気？若者の人間関係は？SNSは？演劇の可能性、などなど。
サイゼリアで、食事をしなくても会合が開けるということを（ドリンクバーだけで）初めて知った。
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2020年11月25日
権現山古墳
どこかに書いたかもしれないが、小さかったころのぼくの「将来の夢」のひとつは本屋さんになることだった。漫画にせよ小説にせよ好きな本を好きなだけ読むことができると思ったからだ。
退職して職場の池上書店さんに行くこともなくなって、今は街なかの「よむよむ」さん（とアマゾン）を利用することが多い。雑誌の定期購読もそこに頼んでいる。でもいかんせん書籍の数は多くない。
４，５日前にホロヴィッツの『かささぎ殺人事件』の上巻を買ったのだが、読み終わったので今日下巻を買いに行くともうなかった。大きな本屋さんとなると、川越の紀伊国屋書店さんか富士見市のララポートのビブロさんになる。
しかし、数日前に市内にイオンタウンがオープンしてくまざわ書店さんが入ると聞いていたので行ってみた。そうしたら『かささぎ殺人事件』下巻は、複数冊あった。売り場面積も大きいし、書籍も多い。イオンタウンのほかの店にはあまり興味はないが、この書店ができたことはうれしい。（あとでゆっくり行ったら、多いのは文庫本だけだった。修正する。１２月８日付参照）
ついでにイオンタウンの裏側に行ってみた。東側には新河岸川が流れ、南側には権現山古墳が隣接している。
恥ずかしいのだが、権現山古墳は初めてである。紀元３世紀くらいの古墳時代の初期の遺跡だそうだ。ハケ遺跡からは土器も見つかっている。貝塚も近いので、縄文時代にはこの新河岸川あたりが海岸線だったのだろうか。
権現山古墳の紅葉はまだ始まったばかりである。
ちなみにイオンタウンを含めてこのあたりは戦争が終わるまで、陸軍の火工廠があったところである。
ここから上福岡駅あたりまで一帯が火工廠で、上福岡は陸軍の町だった。
退職して職場の池上書店さんに行くこともなくなって、今は街なかの「よむよむ」さん（とアマゾン）を利用することが多い。雑誌の定期購読もそこに頼んでいる。でもいかんせん書籍の数は多くない。
４，５日前にホロヴィッツの『かささぎ殺人事件』の上巻を買ったのだが、読み終わったので今日下巻を買いに行くともうなかった。大きな本屋さんとなると、川越の紀伊国屋書店さんか富士見市のララポートのビブロさんになる。
しかし、数日前に市内にイオンタウンがオープンしてくまざわ書店さんが入ると聞いていたので行ってみた。そうしたら『かささぎ殺人事件』下巻は、複数冊あった。売り場面積も大きいし、書籍も多い。イオンタウンのほかの店にはあまり興味はないが、この書店ができたことはうれしい。（あとでゆっくり行ったら、多いのは文庫本だけだった。修正する。１２月８日付参照）ついでにイオンタウンの裏側に行ってみた。東側には新河岸川が流れ、南側には権現山古墳が隣接している。
恥ずかしいのだが、権現山古墳は初めてである。紀元３世紀くらいの古墳時代の初期の遺跡だそうだ。ハケ遺跡からは土器も見つかっている。貝塚も近いので、縄文時代にはこの新河岸川あたりが海岸線だったのだろうか。
権現山古墳の紅葉はまだ始まったばかりである。
ちなみにイオンタウンを含めてこのあたりは戦争が終わるまで、陸軍の火工廠があったところである。
ここから上福岡駅あたりまで一帯が火工廠で、上福岡は陸軍の町だった。
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2020年11月23日
収穫
小春日和のひだまりのなか、椿、山茶花、ツワブキ、フジバカマの咲く庭で、ヒビキやマリアとウッドデッキに座り、富士見市の農家のSさんからもらった黒豆の殻を剥いていると、このうえなくしあわせで満ち足りた気持ちになる。もっとも二人は、殻のなかに豆を喰っている虫を発見するとギャーッと言って逃げて行ってしまった。
畑でサツマイモ、里芋、ニンジンなどを収穫した。
サツマイモはとくに立派で、大きい芋がけっこう獲れた。
夜は、里芋のけんちん汁、鯛めしなどをつくった。
いずれも自分で収穫したものである。
風呂で髪を洗っているとマリアに、マサオさんは髪の毛が少なくていいねえ、と言われてしまった。
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2020年11月22日
桃色椿
庭ではツワブキが全盛、でも新しい開花を待つのは庭ではあとは冬菊くらい。
桃色椿は、去年ほどではないがつぎつぎと咲いてくれている。
肩の痛みがひどくなったので、昨日は（も）病院へ。
注射をしてもらって少しはよくなった気がする。
夜は、ヒビキたちとシマダイやワラサの刺身、焼きなど楽しむ。しゃぶしゃぶが人気があり、みんな平らげた。
桃色椿は、去年ほどではないがつぎつぎと咲いてくれている。
肩の痛みがひどくなったので、昨日は（も）病院へ。
注射をしてもらって少しはよくなった気がする。
夜は、ヒビキたちとシマダイやワラサの刺身、焼きなど楽しむ。しゃぶしゃぶが人気があり、みんな平らげた。
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紅大根
畑の加賀の金時草はまだまだ新しい葉を伸ばしている。
農園内の人もだが、このあいだは隣接する下の農園の人も「めずらしい野菜があるそうで」と見に来た。その時々にさしあげるので、聞いて見に来るらしい。私も長野で伊那の出身、という方もいて、聞けば箕輪だという。小林史麿さんのグリーーンファームのことも知っていて、そこで扱っている蜂のこのことも話した。少し余分にあげた。
今は長野の紅大根だ。
紅というより紫に近い。
おろしにすると、きれいで辛味があっておいしい。
ポン酢や檸檬酢をかけるとあざやかな朱にかわる。
長野の「支那大根」と呼ばれる、名前には問題がある真緑の大根もあるがこれはまだ小さい。
昨日は農園の収穫祭の予定だったが、市内のコロナ感染者の急増のために、弁当と発泡酒を配るだけで中止になった。
感染者は埼玉県は１２６人と大幅に数を更新、ふじみ野市も８人と多い。家から５００メートルくらいでも出て、ひたひたと迫ってくる感じ。
農園内の人もだが、このあいだは隣接する下の農園の人も「めずらしい野菜があるそうで」と見に来た。その時々にさしあげるので、聞いて見に来るらしい。私も長野で伊那の出身、という方もいて、聞けば箕輪だという。小林史麿さんのグリーーンファームのことも知っていて、そこで扱っている蜂のこのことも話した。少し余分にあげた。
今は長野の紅大根だ。
紅というより紫に近い。おろしにすると、きれいで辛味があっておいしい。
ポン酢や檸檬酢をかけるとあざやかな朱にかわる。
長野の「支那大根」と呼ばれる、名前には問題がある真緑の大根もあるがこれはまだ小さい。
昨日は農園の収穫祭の予定だったが、市内のコロナ感染者の急増のために、弁当と発泡酒を配るだけで中止になった。
感染者は埼玉県は１２６人と大幅に数を更新、ふじみ野市も８人と多い。家から５００メートルくらいでも出て、ひたひたと迫ってくる感じ。
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2020年11月21日
ハヤトウリ
昨日も病院と畑。
病院では先日の検査の結果を聞いた。インフルエンザの注射は薬品が不足しているようで、なかなか打ってもらえない。
夜は、元の職場の若い同僚と３人で会食。
マスク会食とはいかなかったが、コロナ禍で大変ななか若い人たちが頑張っている様子を聞くのはうれしい。
写真はハヤトウリ。
浅漬けでも、ぬか漬けでもシャキシャキと歯触りがよくておいしい。もちろん煮物もいい。
これはKiさんのところのものだが、来年はぼくもつくってみよう。
病院では先日の検査の結果を聞いた。インフルエンザの注射は薬品が不足しているようで、なかなか打ってもらえない。
夜は、元の職場の若い同僚と３人で会食。
マスク会食とはいかなかったが、コロナ禍で大変ななか若い人たちが頑張っている様子を聞くのはうれしい。
写真はハヤトウリ。浅漬けでも、ぬか漬けでもシャキシャキと歯触りがよくておいしい。もちろん煮物もいい。
これはKiさんのところのものだが、来年はぼくもつくってみよう。
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2020年11月20日
小菊２
先日、録画で見た「男はつらいよ 寅次郎子守唄」は１９７５年１２月の作品で、なんとぼくが就職する前、ヒロインは十朱幸代さん。佐賀県唐津と呼子が舞台で、唐津のことをなつかしく思い出した。ぼくがホトトギスを育て始めたのは、唐津の陶窯で見てうたれたからだ。呼子のイカはおいしい。
正月映画で１２月公開のせいか、オープニングで小菊が写っていた。
小菊は、色のバリエーションが無限に思えるほど多彩だ。交配の度に新しい色が生まれるのではないかと思えるほどだ。
ひとつの花でも咲いているうちに変化するものもある。最後のは、蕾のときは薄紫、咲くとまったくの白になり、咲いているうちに薄紫になる。
正月映画で１２月公開のせいか、オープニングで小菊が写っていた。
小菊は、色のバリエーションが無限に思えるほど多彩だ。交配の度に新しい色が生まれるのではないかと思えるほどだ。
ひとつの花でも咲いているうちに変化するものもある。最後のは、蕾のときは薄紫、咲くとまったくの白になり、咲いているうちに薄紫になる。
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引っ越し
ご近所のKさんが引っ越すので手伝い。
ぼくは年もそこそこだし、腕力には自信がないし、おまけに肩が痛むので、不向きなのだが、仲間内では最も若手の、一応男性なのだ。引っ越すのはマンションで狭くなるからと、この日は人にあげる荷物の運び出し。クルマで３回ほど往復した。
一応役割を果たしたが、せっかくもらってもらった君子蘭が出戻りになった。
ぼくは年もそこそこだし、腕力には自信がないし、おまけに肩が痛むので、不向きなのだが、仲間内では最も若手の、一応男性なのだ。引っ越すのはマンションで狭くなるからと、この日は人にあげる荷物の運び出し。クルマで３回ほど往復した。
一応役割を果たしたが、せっかくもらってもらった君子蘭が出戻りになった。
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2020年11月19日
百日草
畑の百日草は、ほとんど整理したが１本だけ残っている。
ブログでたどると、咲き始めてから１４０日になる。さすがだ。
よく見ると、花の雌しべは、にょろにょろと雄しべの下にあり、しかも数が多い。バラ科やラン科はたくさんの雄しべに雌しべはひとつだが、この数はすごい。一緒に咲いているサフランは雌しべは３本だ。
ブログでたどると、咲き始めてから１４０日になる。さすがだ。
よく見ると、花の雌しべは、にょろにょろと雄しべの下にあり、しかも数が多い。バラ科やラン科はたくさんの雄しべに雌しべはひとつだが、この数はすごい。一緒に咲いているサフランは雌しべは３本だ。
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菊池寛とスペイン風邪
１００年前のスペイン風邪を作家はどう過ごしたか。
若山牧水は若いころ、ゴ氏病には悩み苦しんだが、スペイン風邪については書いていない。精読したわけではないので、今のところ見つかっていないとしておく。
菊池寛については、全集で日記や手紙の類を見ようとしたが見つからず、しかし何でも小説にしてしまう菊池寛は「マスク」という小説で書いている。
「見かけは」（と自分では言う）太っている菊池寛は、心臓が悪いという診断を受けており、この流行性感冒に罹ることは自分では「死を意味する」と考え、極度に感染を恐れ戦々恐々とした日々を送った。外出は一切しない、妻や女中にもできるだけさせない、過酸化水素水で毎朝夕うがいをする、毎日の感染者数に一喜一憂する、やむを得ない外出の時はマスクをする、…。春になって、ほとんどマスクをする人がいなくなっても、「文明人としての勇気だと思うよ」とマスクを外さない。……どんでん返しの結末はこのあと。
連載の信州文学散歩の２３回目は、菊池寛について書いた。
昨日は全国的に過去最高の感染者数だったが、埼玉県も１２６人と最高。ふじみ野市は１０人で、自治体の中で一番多かった。にわかに身の回りに迫っているという感じがする。
若山牧水は若いころ、ゴ氏病には悩み苦しんだが、スペイン風邪については書いていない。精読したわけではないので、今のところ見つかっていないとしておく。
菊池寛については、全集で日記や手紙の類を見ようとしたが見つからず、しかし何でも小説にしてしまう菊池寛は「マスク」という小説で書いている。「見かけは」（と自分では言う）太っている菊池寛は、心臓が悪いという診断を受けており、この流行性感冒に罹ることは自分では「死を意味する」と考え、極度に感染を恐れ戦々恐々とした日々を送った。外出は一切しない、妻や女中にもできるだけさせない、過酸化水素水で毎朝夕うがいをする、毎日の感染者数に一喜一憂する、やむを得ない外出の時はマスクをする、…。春になって、ほとんどマスクをする人がいなくなっても、「文明人としての勇気だと思うよ」とマスクを外さない。……どんでん返しの結末はこのあと。
連載の信州文学散歩の２３回目は、菊池寛について書いた。
昨日は全国的に過去最高の感染者数だったが、埼玉県も１２６人と最高。ふじみ野市は１０人で、自治体の中で一番多かった。にわかに身の回りに迫っているという感じがする。
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2020年11月17日
ヤツデの花
ヤツデの花。
葉っぱは、８つに裂けているはずだが、８つのは一枚だけで、あとはほとんどが７つだった。うちのはナナツデ？
葉っぱは、８つに裂けているはずだが、８つのは一枚だけで、あとはほとんどが７つだった。うちのはナナツデ？
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日記
昨日、午前中は歯医者さん。よる年波のせいか、治療もはかばかしくない。
畑に出て、耕した。
午後、サトシ君が能登土産の加賀野菜を届けてくれた。
家に入る前に、自慢の畑に案内したが、彼が持ってきてくれた金時草が元気なのに満足したようだった。いくつかの自慢の野菜を持って行ってもらった。
サトシ君も埼玉で畑を借りることを考えているようだった。
＊ ＊ ＊ ＊
アメリカには、地球は平らだと信じる団体がいまだあるのだと聞いてびっくりしたことがある。宗教的な背景もあるのかもしれないが。
「コロナの感染者数の報道はデマだ」、「大統領選挙は不正が行われたので「盗まれた」ものだ」とトランプ氏が言えば、そう思い込む、そう叫んでデモが起こるのをテレビなどで見るたんびにそのことを思い出す。
ただ人のことと笑ってはいられない。ぼくも、もしかしたらコロナ騒動はマスコミや芸能人などを動員した壮大な虚構の仕掛けではないかと妄想する誘惑にかられたことがある。それは今まで身近で感染した人がまったくいなかったからだ。もちろん基本的には深刻さは認識していた。
昨日、Z女史がFBで、今日の埼玉の感染者８７人のうち３人は私と息子２人と発信していた。ぼくにとってコロナは初めて、にわかに現実のものとなった。
Zさんには一日も早い快癒を祈る。
畑に出て、耕した。
午後、サトシ君が能登土産の加賀野菜を届けてくれた。
家に入る前に、自慢の畑に案内したが、彼が持ってきてくれた金時草が元気なのに満足したようだった。いくつかの自慢の野菜を持って行ってもらった。
サトシ君も埼玉で畑を借りることを考えているようだった。
＊ ＊ ＊ ＊
アメリカには、地球は平らだと信じる団体がいまだあるのだと聞いてびっくりしたことがある。宗教的な背景もあるのかもしれないが。
「コロナの感染者数の報道はデマだ」、「大統領選挙は不正が行われたので「盗まれた」ものだ」とトランプ氏が言えば、そう思い込む、そう叫んでデモが起こるのをテレビなどで見るたんびにそのことを思い出す。
ただ人のことと笑ってはいられない。ぼくも、もしかしたらコロナ騒動はマスコミや芸能人などを動員した壮大な虚構の仕掛けではないかと妄想する誘惑にかられたことがある。それは今まで身近で感染した人がまったくいなかったからだ。もちろん基本的には深刻さは認識していた。
昨日、Z女史がFBで、今日の埼玉の感染者８７人のうち３人は私と息子２人と発信していた。ぼくにとってコロナは初めて、にわかに現実のものとなった。
Zさんには一日も早い快癒を祈る。
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2020年11月16日
綿
綿の写真はむずかしい。
色一色のもやもやなので。
畑のNさんがリースをつくってくれた。
開き始めたばかりだった蕾は満開になった。
masao55ota1 at 09:44｜Permalink│Comments(0)│
茅ケ崎
フーちゃん、アキちゃん一家が新居に越したというので、見学とお祝いに行ってきた。
まずはえぼし本店で食事。茅ケ崎ではいろいろな料理屋や居酒屋さんに案内してもらったが、ここは魚が最高とのこと。
茅ケ崎と言えばシラス。お酒はどういうわけか千葉・酒々井。
ながらみ、煮つけもおいしい。
ホヤも。
新居では、「ここがオレの部屋」「ここは私の」と案内してくれた。二人が喜ぶのが一番うれしい。
帰りに湘南大橋のところを通った。
ここでは、現役のとき箱根駅伝の往路でよく応援した。大手町を出て、横浜・生麦で応援し、ここに来て、箱根のゴールに向かった。なつかしい。
まずはえぼし本店で食事。茅ケ崎ではいろいろな料理屋や居酒屋さんに案内してもらったが、ここは魚が最高とのこと。
茅ケ崎と言えばシラス。お酒はどういうわけか千葉・酒々井。
ながらみ、煮つけもおいしい。
ホヤも。
新居では、「ここがオレの部屋」「ここは私の」と案内してくれた。二人が喜ぶのが一番うれしい。
帰りに湘南大橋のところを通った。ここでは、現役のとき箱根駅伝の往路でよく応援した。大手町を出て、横浜・生麦で応援し、ここに来て、箱根のゴールに向かった。なつかしい。
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2020年11月15日
街角の秋
眞名井の湯に咲きはじめた冬桜。
もう少したつと満開になるだろう。
富士見市の「きらり富士見」の楓、だと思う。
東松山市の白山通りの楓もきれいだろうな。
masao55ota1 at 06:55｜Permalink│Comments(0)│
能登の蟹
ズワイガニが解禁になって、サトシ君が能登から送ってくれた。
左がズワイ。右が香箱蟹。香箱蟹はズワイの雌で、小さいけれど卵をいっぱい抱えていて、とくに内子がおいしい。石川の人びとはみんな好きで、室生犀星も好物としたという。
masao55ota1 at 06:49｜Permalink│Comments(0)│
サツマイモ
サツマイモを収穫した。
今回は一畝、左の写真。別の畝の一株を掘ったら、ひとつは３０センチもあった。初めてとしては上出来。紅アズマだったか、紅ハルカだったか忘れた。
今回は一畝、左の写真。別の畝の一株を掘ったら、ひとつは３０センチもあった。初めてとしては上出来。紅アズマだったか、紅ハルカだったか忘れた。
masao55ota1 at 06:45｜Permalink│Comments(0)│
2020年11月14日
地面の秋
畑の横の草モミジ。
市民の森のコナラのどんぐり。
ウチの庭の落葉樹は、木蓮、梅、山茱萸、キブシ、など紅葉しないでただ枯れて落ちるだけである。
柿の木は紅葉と同時に落ちるので、地面で楽しむ。
先日、高い脚立に恐るおそる乗って、柿の剪定をした。
masao55ota1 at 11:27｜Permalink│Comments(0)│
沼津
沼津へ釣行。今回は岸田夫妻、Oさんとで、現場でFさん夫妻と合流。
海上は寒いと思い着込んだが、晴れて温かな一日だった。富士山もきれい。
去年、松崎さん、岸田さんたちに誘われて行ってから今日は４回目になる。
１回目は、岸田さんがタイを１２尾も上げたが、ぼくは２尾。２回目も同様、鯛２尾。このとき、バラし続けたぼくは、釣りは技術だと痛感した。
もちろん釣り具や餌も大事で、これはいつもおんぶにだっこでお任せだが、同じ道具や餌を使っても差が出るのは、運もあるが技術も大きい。ウキを見て、タイミングよく、ビシッと竿をあげてお魚さんの唇にしっかりと針をかけなければならない。岸田さんは、夫人のユウコさんのスニーカーを魚に見立てて、特訓までしてくれた。
その甲斐あって、３回目の前回は鯛５尾、青物（ワラサ）２尾をあげることができた。４回目の今回は、ワラサ３尾、シマダイ２尾の大漁だった。おかげで肩の痛いのも忘れてすっかり楽しんだ。
みなさんに感謝である。
さっき発泡スチロールの大きな箱を、ヤオコー駒林店の、顔なじみになったSさんに預けてきた。
masao55ota1 at 11:21｜Permalink│Comments(2)│
ミセバヤ
前回の記事の花について、TAさんが教えてくれた。
「ミセバヤ」というのだそうだ。「高野山の僧が、和歌の師である冷泉為久卿に「君に見せばや」という詞を添えて贈ったことに由来して名付けられたとか」と。ゆかしい。そして、そんな昔からの花なのですね。
「玉緒」という別名も姿の形容としていいですね。
「ミセバヤ」というのだそうだ。「高野山の僧が、和歌の師である冷泉為久卿に「君に見せばや」という詞を添えて贈ったことに由来して名付けられたとか」と。ゆかしい。そして、そんな昔からの花なのですね。
「玉緒」という別名も姿の形容としていいですね。
masao55ota1 at 07:39｜Permalink│Comments(0)│
サツマイモ
サツマイモもニンジンも今年初めて作った。
昨日、サツマイモを試しに少し掘ってみたが、出てきたのは大きな見事なものでわれながら感動した。
昨日、サツマイモを試しに少し掘ってみたが、出てきたのは大きな見事なものでわれながら感動した。
masao55ota1 at 09:22｜Permalink│Comments(0)│
菊池寛の仕事
井上ひさしさんとこまつ座の編集である。菊池寛は、日本の大衆小説・通俗小説の分野を確立した人である。
純文学でないゆえに文学史上あまり重視されなかったり、戦後公職追放になったりもしているが、井上ひさしさんは称賛を惜しまない。
それは脚本家だった父親が残した菊池寛の本で自分が育ったからであり、自分の戯曲や小説の技法を習ったからである。
菊池寛は旧制一高の同級生だった芥川龍之介と親交を重ねながら、貧しい自分は「生活第一、芸術第二」と求めに応じて売れるものを書いた。
京都帝大では指導の上田敏のもとで、読者との「共同作業」としての小説（文学は読者に届いてこそ成立する）ということを教えられ、外国の戯曲、小説を徹底して研究した。
おりから大正期には、サラリーマン層が形成され、大衆社会状況が出現しようとしていた。エンターテインメントでそれをつかんだ。
人間の世界には「小さな宝石みたいなすばらしいことがたくさん」ある、それを発見、あるいは創作することが作家の仕事だ。戯曲「父帰る」にしても小説「恩讐の彼方に」も実にうまい。
あらためて井上ひさしさんのことを考える。
ぼくが井上さんのファンなのは、人間や社会についての批評やメッセージに共感することもあるけれど、なによりも面白いからだ。
井上さんは、どうやったら読者を楽しませるか、笑わせるか、びっくりさせることができるか、を徹底して、悩みぬいて考えた、サービス精神に満ちた人だったと思う。
masao55ota1 at 09:20｜Permalink│Comments(2)│
2020年11月11日
カラタチバナの実
秋冬は実ものが見もの。
カラタチバナ（百両）の実が色づいた。
カラタチバナは、万両や千両、まして十両に比べて繊細で枯れやすい。
でも切れ上がった葉っぱの姿はいい。
カラタチバナ（百両）の実が色づいた。
カラタチバナは、万両や千両、まして十両に比べて繊細で枯れやすい。
でも切れ上がった葉っぱの姿はいい。
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静かに、ねぇ、静かに
３人のSNS仲間が、一緒にマレーシアに旅行をすることになった。空港の行列に並ぶときもお互いにSNSで交信している。SNSのなかに世界があり、真実があり、友情がある。実際には、少し違うんじゃないの？と思うこともあるけれど、否定はしない。「そうだね」「同感」「わかるわかる」と肯定する。何でもかんでも肯定しなければならないのだ。「今そこにいる仲間に肯定され、SNSで肯定され、そのSNSの投稿を今そこにいる仲間に肯定される。渦を巻く肯定が、共感が、シェアが「いいね！」が、自我を守る」（解説の砂田砂鉄）。「押し寄せる肯定、…その波の下に、ヘドロが溜まっている」。芥川賞作家なのに、文章がわかりやすい。しかし、その見る目は鋭く、描く世界は恐ろしい。
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2020年11月10日
サフラン
サフランが咲いた。鶴ヶ島のまり子さんが球根を送ってくれたもの。畑にも１０本ほど植えてある。
長野の母親はサフランを育て、赤い雌しべを干してお茶にして飲んでいた。
長野の母親はサフランを育て、赤い雌しべを干してお茶にして飲んでいた。
masao55ota1 at 10:26｜Permalink│Comments(0)│
Brew Lounge 市ヶ谷
昨日夜、文化協同ネットのヨウサクさん、カオルさん、森下社長と、東京中小企業同友会を訪ねた。ヨウサクさんたちは武蔵野若者サポートステーションやNPO就労支援ネットワークでひきこもりの若者たちの就労支援をしている。中小企業がそういう若者を受け入れ、育てる事業を拡大してほしい、協同や連携ができないだろうかという相談である。
同友会のほうは、正副の事務局長である林隆史さんと大西昌典さんが応じてくれて懇談した。ぼくが同道したのは、二人がゼミの出身者ということで、ヨウサクさんの要請である。
いろいろ情報を交換したり、協同の方策を相談したりして、楽しい会合だった。少しでも前に進むことができればと願う。
林さんたち二人は、ぼくはどうしても学生時代の二人から考えてしまうのだけれど、実に立派になり、いい仕事をしているなあと感心するばかりである。
ところで二人が懇談の場として案内してくれたのは、「Brew Lounge 市ヶ谷」というお店。同友会の会員さんで、自社の工場で５種類のビールをつくっており（この日、飲んだのはペールエール）、料理も青森の魚や肉をイタリアンで調理したものでとてもおいしい。クラフト感あふれたお店でいっぺんに気に入った。
もうひとつ言うと、森下社長は、インドのジャンベグループを太鼓集団響に紹介し、合同公演をするまでになった、その仲立ちをしてくれた人である。縁は深い。
同友会のほうは、正副の事務局長である林隆史さんと大西昌典さんが応じてくれて懇談した。ぼくが同道したのは、二人がゼミの出身者ということで、ヨウサクさんの要請である。
いろいろ情報を交換したり、協同の方策を相談したりして、楽しい会合だった。少しでも前に進むことができればと願う。
林さんたち二人は、ぼくはどうしても学生時代の二人から考えてしまうのだけれど、実に立派になり、いい仕事をしているなあと感心するばかりである。
ところで二人が懇談の場として案内してくれたのは、「Brew Lounge 市ヶ谷」というお店。同友会の会員さんで、自社の工場で５種類のビールをつくっており（この日、飲んだのはペールエール）、料理も青森の魚や肉をイタリアンで調理したものでとてもおいしい。クラフト感あふれたお店でいっぺんに気に入った。
もうひとつ言うと、森下社長は、インドのジャンベグループを太鼓集団響に紹介し、合同公演をするまでになった、その仲立ちをしてくれた人である。縁は深い。
masao55ota1 at 10:03｜Permalink│Comments(0)│
Big Brother
劇団銅鑼の「若者演劇ワークショップin 東京」の発表公演を観た。
引きこもったり困難を抱える若者たちと演劇ワークショップをして芝居をつくりあげていく。今年で４年目。演目は「Big Brother」（小関直人作）。戦後直後の岡山の家庭裁判所を舞台にしたものだが、浮浪児や不良と呼ばれた若者たちが登場人物で、変わろうとする登場人物に役者たちは自らを重ねているのだろうか。佐藤文雄さんの演出も少しずつ変えていて、新鮮。
芝居の最初と最後に全員で踊る場面があるが、観る側からすると、役者を務めた一人ひとりがすっかり変わり、ラストの場面では輝いて見えた。演じきったかれらは自信と満足感で変わり、観た方も芝居の感動で変わっているのだろう。演劇の持つ力を再認識した。
masao55ota1 at 07:36｜Permalink│Comments(0)│
2020年11月08日
山茶花
庭のサザンカが４，５輪咲いた。
咲きはじめのせいか、少し大ぶり。
木いっぱいに咲いたらまた写真を撮ってみる。
もうすぐ冬。
咲きはじめのせいか、少し大ぶり。
木いっぱいに咲いたらまた写真を撮ってみる。
もうすぐ冬。
masao55ota1 at 09:00｜Permalink│Comments(0)│
2020年11月06日
冬支度
今回は冬支度第１陣。
ブドウ棚や森のようになった茗荷の後始末。サルスベリ、あじさい、ツツジやサツキ、柿の剪定、整枝。
５鉢ほどある君子蘭は、屋外に出してあったのを室内に入れる。霜に遭うとすぐだめになるからだ。この夜冷え込んで、翌朝霜が降りたのでギリギリセーフだった。葉の形や縞模様がみものなので、一枚一枚葉を拭いてきれいにする。
長野の地のお酒、蕎麦焼酎、ウィスキー。
ほんとうなら恵比寿講の時期だが、コロナもあり、震災一年ということもあって、千曲川の流れる１２市町村で花火。
３日間よく働いた。
ブドウ棚や森のようになった茗荷の後始末。サルスベリ、あじさい、ツツジやサツキ、柿の剪定、整枝。
５鉢ほどある君子蘭は、屋外に出してあったのを室内に入れる。霜に遭うとすぐだめになるからだ。この夜冷え込んで、翌朝霜が降りたのでギリギリセーフだった。葉の形や縞模様がみものなので、一枚一枚葉を拭いてきれいにする。
長野の地のお酒、蕎麦焼酎、ウィスキー。
ほんとうなら恵比寿講の時期だが、コロナもあり、震災一年ということもあって、千曲川の流れる１２市町村で花火。
３日間よく働いた。
masao55ota1 at 10:51｜Permalink│Comments(0)│
菅平
碓氷峠を越えると、長野側は紅葉が進んでいる。
とくに赤い浅間山は威容である。
高速なので車を停めるわけにはいかないし、一人なので写真も撮れない。目に焼き付ける。
思い立って東部湯の丸で降りて菅平を通ることにした。
楢、白樺、楓もあるが、主役は唐松。ちょうど紅葉の盛りだった。
とくに赤い浅間山は威容である。
高速なので車を停めるわけにはいかないし、一人なので写真も撮れない。目に焼き付ける。
思い立って東部湯の丸で降りて菅平を通ることにした。
楢、白樺、楓もあるが、主役は唐松。ちょうど紅葉の盛りだった。
masao55ota1 at 10:20｜Permalink│Comments(0)│
2020年11月03日
畑
この１週間で種を蒔いたり苗を植えたりしたのは、春菊、ホウレンソウ（２度目）、ブロッコリー（スティックも）、エシャロッテ（能登の敏治さんが、これが本物と送ってくれた）など。ブロッコリーなどはほかの畑では収穫が始まっているのに、今頃植えている。ウチはいったいに遅い。
それでも数えてみると、今年つくった作物は４５種を超える。初めて挑戦したものも多い。
これはコロナのために畑にいる時間が長くなったせいもある。
畑のまわりの縁には、水仙、ヒヤシンス、ミニチューリップ、サフランの球根を植えこんだ。水仙とヒヤシンスは長野から大量に持ってきた。ミニチューリップとサフランは、それぞれナナエさんとマリコさんにもらった。これらも少し遅いのかなあ。
白菜は今のところ順調。苗は農家をしている群馬の義兄からもらってくるので、いつも立派に育つ。だからこれまで一人で畑をやっていた連れ合いは「白菜名人」と呼ばれている。なにもしていないのだけれど。
ホトトギスがたくさん咲いた。綿も咲いた。けっこうみなさんが採っていって飾ってくれているようだ。
それでも数えてみると、今年つくった作物は４５種を超える。初めて挑戦したものも多い。
これはコロナのために畑にいる時間が長くなったせいもある。
畑のまわりの縁には、水仙、ヒヤシンス、ミニチューリップ、サフランの球根を植えこんだ。水仙とヒヤシンスは長野から大量に持ってきた。ミニチューリップとサフランは、それぞれナナエさんとマリコさんにもらった。これらも少し遅いのかなあ。
白菜は今のところ順調。苗は農家をしている群馬の義兄からもらってくるので、いつも立派に育つ。だからこれまで一人で畑をやっていた連れ合いは「白菜名人」と呼ばれている。なにもしていないのだけれど。
ホトトギスがたくさん咲いた。綿も咲いた。けっこうみなさんが採っていって飾ってくれているようだ。
masao55ota1 at 07:08｜Permalink│Comments(0)│
2020年11月02日
ショーン・コネリーさん逝く
ショーン・コネリーさんが亡くなった。
ぼくは、１９８７年９月、ローマの空港のトイレで隣り合って、言葉を交わしたというだけだが（彼は飛行機ではエコノミーに座っていた）、場所が場所だけに親しみを感じていて、友人が亡くなったような寂しさである。
ぼくは、１９８７年９月、ローマの空港のトイレで隣り合って、言葉を交わしたというだけだが（彼は飛行機ではエコノミーに座っていた）、場所が場所だけに親しみを感じていて、友人が亡くなったような寂しさである。
masao55ota1 at 11:44｜Permalink│Comments(0)│
響き合う学びの会
アップが遅れたが、第３１回響き合う学びの会（HIHAの会）が桶川の響カフェであり、参加した。会は、新しい学校づくりをめざして実現への方途を探りながら、そこではこんな教育をしたい、授業をしたいという、いわば中味をつくりだそうとしている。この日は若い教師やラーナーを含む２０数人の参加。
この日は、内田理さんの理科の模擬授業があった。
「恐竜」「地球温暖化」「宇宙の大きさ」という３つのテーマの授業があった。
内田さんは、どの授業でも生徒への「問い」、発問を適宜設定して授業を進めていく。
「恐竜とワニ（爬虫類）の違いは何か」
「恐竜はなぜ栄えることができたのか」
「恐竜はなぜ大きくなったか」
「空はなぜ青いか」
「夕焼けはなぜ赤いか」
「気温４度でなぜ霜が降りるのか」
（実はこれらこそが地球温暖化、温室現象を理解するキーになる、すぐれた問いなのだった。）
日常の当たり前と思っている事実について、それはなぜか、を問いにしていく。それはもっと大きな根本の問題に発しており、それを探求していく出発点になる。知的な好奇心から、解明へのその過程は驚きの連続になる。知的な好奇心の表現である「なぜ」、「どうして」という問いは学びの原点である。その点でNHKのチコチャンの「ねえねえ岡村、AはなぜAなの？」という問いはとても優れている。
学問研究では、問い（問題意識）にもとづいて仮説が立てられる。AはBである（AがAであるのはBのためである）、あるいはAはCである、Dであるというものだ。あとはその検証で、実験、調査、資料などによって証明をしていく。だから仮説ができれば学問の半分が終わるとも言われる。
生徒の学習でも同じで、授業で問いに対して生徒が答えるのは、この仮説の提示である。（「つまんねえやつだなあ」など行ってはいけない。）これが複数出ると授業はダイナミックになる。そうでないと結論ありきの押し付けになってしまう。この日は時間がなかったのでやむを得なかったし、それでもとても面白かったが。
この日は、内田理さんの理科の模擬授業があった。
「恐竜」「地球温暖化」「宇宙の大きさ」という３つのテーマの授業があった。
内田さんは、どの授業でも生徒への「問い」、発問を適宜設定して授業を進めていく。
「恐竜とワニ（爬虫類）の違いは何か」
「恐竜はなぜ栄えることができたのか」
「恐竜はなぜ大きくなったか」
「空はなぜ青いか」
「夕焼けはなぜ赤いか」
「気温４度でなぜ霜が降りるのか」
（実はこれらこそが地球温暖化、温室現象を理解するキーになる、すぐれた問いなのだった。）
日常の当たり前と思っている事実について、それはなぜか、を問いにしていく。それはもっと大きな根本の問題に発しており、それを探求していく出発点になる。知的な好奇心から、解明へのその過程は驚きの連続になる。知的な好奇心の表現である「なぜ」、「どうして」という問いは学びの原点である。その点でNHKのチコチャンの「ねえねえ岡村、AはなぜAなの？」という問いはとても優れている。
学問研究では、問い（問題意識）にもとづいて仮説が立てられる。AはBである（AがAであるのはBのためである）、あるいはAはCである、Dであるというものだ。あとはその検証で、実験、調査、資料などによって証明をしていく。だから仮説ができれば学問の半分が終わるとも言われる。
生徒の学習でも同じで、授業で問いに対して生徒が答えるのは、この仮説の提示である。（「つまんねえやつだなあ」など行ってはいけない。）これが複数出ると授業はダイナミックになる。そうでないと結論ありきの押し付けになってしまう。この日は時間がなかったのでやむを得なかったし、それでもとても面白かったが。
masao55ota1 at 11:21｜Permalink│Comments(0)│
2020年11月01日
北東北�Α―�田の温泉
新玉川温泉のお風呂はすべて木でつくられており、源泉（１００％）、源泉（５０％）、あつ湯（５０％）などいろいろある。なぜいろいろあるか、源泉があまりに酸性度が強いので、５０％から体を少しずつ慣らしていくようにと注意書きがある。帰ってから調べたら、ph1.2、日本の温泉の酸性度ランキングで一番だった。
はいると肌がひりひりと沁みる。八幡平で擦りむいた傷はもとより、足のかかとや髭剃り後すら沁みる。でもぼくは大いに気に行った。少しがまんしていればとても心地よくなる。硫黄泉こそ温泉だというのは昔からの信仰みたいなものだ。望月の春日温泉などアルカリ性の湯は入浴後は肌や手がつるつるになってこれはこれで好きだが、ここではかさかさになってスマホも反応しなくなる。
今回は８つの温泉に１２回入ったが、８つのうち５つは酸性度ベスト１０に入っていた。東北の人はこういう濃イイ温泉に入っているのだ。ちなみに関東でベスト１０に入っているのは、那須湯元と草津の２つの旅館である。
この日は雨が前日より強くなっていた。
ぼくは、紅葉は晴れの日にこそ見るべきものだと思っていた。太陽の光が葉を透かして降りそそぐ風景こそが一番だと。
しかしその思い込みが打ち破られた。雨に洗われてくっきりと鮮やかな色もまた格別だ。赤も黄色も自ら輝いていた。
新玉川温泉からすぐの橋の両側が特にすごかった。
このあたり黄色が主役。
楢、黄色の楓、低木ではシモツケなどだろう。
玉川温泉は、新玉川温泉の源泉でもある。
風呂は新玉川温泉と同じコンセプト。（というか、こちらが元祖）
毎分８４００リットルという湯が、硫黄の蒸気とともに噴出している。
ここから長い樋を流れて温度が冷まされていく。
乳頭温泉へ。
田沢湖のほうに２０キロほど下り、また別の谷を１０数キロ登る。
ここも２度目。酸性度はそれほどでもないが、硫黄の白濁はこれまでで最高だ。
内湯と露天があり、前回は両方入ったが、いったん出ると着替えしなければならないので、雨が降っていたこともあり、内湯だけにした。
ここの紅葉も美しかった。
田沢湖方面に下ると赤い色が増えてくるので、樹木の種類もあるのだろうが、赤は紅葉の初期に多いのかもしれない。
盛岡に向かう。クルマのメーターは７００キロに近くなっていた。（終わり）
はいると肌がひりひりと沁みる。八幡平で擦りむいた傷はもとより、足のかかとや髭剃り後すら沁みる。でもぼくは大いに気に行った。少しがまんしていればとても心地よくなる。硫黄泉こそ温泉だというのは昔からの信仰みたいなものだ。望月の春日温泉などアルカリ性の湯は入浴後は肌や手がつるつるになってこれはこれで好きだが、ここではかさかさになってスマホも反応しなくなる。
今回は８つの温泉に１２回入ったが、８つのうち５つは酸性度ベスト１０に入っていた。東北の人はこういう濃イイ温泉に入っているのだ。ちなみに関東でベスト１０に入っているのは、那須湯元と草津の２つの旅館である。
この日は雨が前日より強くなっていた。
ぼくは、紅葉は晴れの日にこそ見るべきものだと思っていた。太陽の光が葉を透かして降りそそぐ風景こそが一番だと。
しかしその思い込みが打ち破られた。雨に洗われてくっきりと鮮やかな色もまた格別だ。赤も黄色も自ら輝いていた。
新玉川温泉からすぐの橋の両側が特にすごかった。
このあたり黄色が主役。
楢、黄色の楓、低木ではシモツケなどだろう。
玉川温泉は、新玉川温泉の源泉でもある。
風呂は新玉川温泉と同じコンセプト。（というか、こちらが元祖）
毎分８４００リットルという湯が、硫黄の蒸気とともに噴出している。
ここから長い樋を流れて温度が冷まされていく。
乳頭温泉へ。
田沢湖のほうに２０キロほど下り、また別の谷を１０数キロ登る。
ここも２度目。酸性度はそれほどでもないが、硫黄の白濁はこれまでで最高だ。
内湯と露天があり、前回は両方入ったが、いったん出ると着替えしなければならないので、雨が降っていたこともあり、内湯だけにした。
ここの紅葉も美しかった。
田沢湖方面に下ると赤い色が増えてくるので、樹木の種類もあるのだろうが、赤は紅葉の初期に多いのかもしれない。
盛岡に向かう。クルマのメーターは７００キロに近くなっていた。（終わり）
masao55ota1 at 09:38｜Permalink│Comments(0)│
