2019年06月

2019年06月30日

作品展


作品展1作品展2








年金者組合の作品展が公民館で開かれている。
たくさんのサークルがあるが、農園サークルは畑仲間のもの。

作品展3作品展4








ヒビキたちも登場。
写真、絵、手芸、盆栽と多彩。

作品展5作品展6








作品展7作品展8

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真実の瞬間(とき)


真実の瞬間この映画は。1990年の公開当時見たが、DVDを入手してあらためて見た。
1940年代にアメリカ映画界に吹き荒れた「赤狩り」事実をテーマにし、実人物をモデルにしている。史実としてはもちろん興味深いが、映画としての出来栄えでも出色であると思った。

飛ぶ鳥を落とす気鋭の監督デイヴィッド・メリル(ジョン・ベリーがモデル)は、20世紀フォックスの社長リチャード・ザナック(実在)に呼び出され、仕事の依頼をされる一方で共産主義追放の先鋒、非米活動委員会の召喚に応じるように求められる。委員会に妥協して、同僚たちを売るようにという弁護士の進言を受け入れないために、ザナックは仕事から干すようになった。仕事も金もない生活の中で、委員会に出席するが、人間としての良心を守るために、メリルは情報の提供を拒否する。
映画の最後の場面のやりとりは迫力にあふれる。


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モモ

ヒビキたちの家のモモが死んで2週間になる。
知らせを聞いたときは、胸ふたぐ思いだった。

モモ5年12月モモと初めて会ったのは、2006年12月24日だと思う。ふじみ野の家に初めて来た時だ。その時の写真。
ヨークシャー・テリアの小さな犬で、その時の記事には、片手に乗ると書いている。
その後は何度もこのブログにも登場した。

最近は目も白くなり耳も遠くなっていたので年を感じてはいたが、元気だったので、急なことだった。前に家にいたブンは20年以上生きたが、最後は寝たきりの生活だったので、本人もずいぶん苦しんだ。そういう思いをしなかっただけいい。あの小さな体で長く生きた。

子どもたちの悲しみが心配で、会ったら、生き物はみんな死ぬ、だから生きている間大切にしないといけない、でもモモはみんなに愛されてしあわせだった、と言おうと思っていたが、かえって思い出させることになると思い、言っていない。

*     *     *     *

実は、近所に住むTさんから、先日のカレー会のときに、猫をもらってくれないかと言われていた。ふうちゃんという名前だったと思う。
野良猫だったのをひろって育てている。推定6才。野良猫生活が長かったので、歯も悪く、前足がねじれているが、(そのために捨てられたのかもしれないが)、スマホの写真では器量がよく、おとなしくいつも膝の上に座っているという。でも臆病で、ほかに飼っている犬2匹や猫にいじめられるので、人間不在の時は部屋に閉じ込めているのだそうだ。

ぼくはその話に無関心を装ったのだが、ほんとうは飼うことに相当傾いていた。実は、連れ合いも同じだったらしい。

でもモモの死で、こういう思いはしたくないと、ふうちゃんはあきらめた。


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2019年06月29日

陸上日本選手権

サニーブラウン選手の活躍で湧く陸上日本選手権だが、大東文化の出身選手や学生も活躍している。
男子5000の市田宏君(現・旭化成)は惜しくも入賞は逃したが好記録だったし、女子100mの土井杏奈(JAL)さんは見事な復活だった(決勝2位だったが)。

圧巻は女子3000障害で、卒業生の森智香子さん、瀬川帆夏さん、学生現役の秋山ユキさん、吉村玲美さんが出場、3人が決勝進出した。予選トップは1年生の吉村さん。
森さんは、3年前、あと100mのところで抜かれリオ五輪行を逃した、さっき応援メールを送ったところ。
今日午後3時40分が決勝である。


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ふじみ野市の公民館を考えよう会の事務局会議


ゆっくり食べながら飲みながらやろうと、ぼくの家でやった。
このかんの議会や行政のうごきを憂えたり、それでも自分たちは何をしなければならないか、変えなければならないか、考えた。使用料に関わって受益者負担の原則や指定管理など民営化について根底から、実践的に深めていくことが必要だということになった。

料理はウチらしいものをと工夫したが、飲んだのは3人だが、1升五合も空けてしまった。


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劇団民藝「闇にさらわれて」


闇にさらわれて出演している俳優の佐々木梅治さんからお誘いがあり、観た。民藝も日色ともえさんも今年2回目。

1931年5月のベルリン。ナチス突撃隊の起こした殺人事件の証人としてヒトラーが法廷に呼び出された。呼び出したのは若き弁護士、ハンス・リッテン。質問は3時間におよび、鋭い追及のまえにヒトラーはしばしば回答につまった。

その後政権の座に就いたヒトラーはこの屈辱を忘れず許さなかった。1933年の国会議事堂放火事件での一斉検挙でリッテンは逮捕、政治犯の収容所に収監された。(このときの逮捕者のなかに、のちにノーベル平和賞をしたカール・オシエツキーがいた。梅治さんは、この役を演じた。)
リッテンは拷問のために足の骨折、片目失明になるが節を曲げず、1938年3つ目のバッハウ収容所で亡くなった。

リッテンが収容所で衛兵に囲まれながら歌う場面がある。
「私を縛って真っ暗な土牢に閉じ込めても
まったくの無駄骨折りというものだ
なぜなら私の思想だけは戒めを引きちぎり
壁を打ち破って飛び出すから
思想は自由だ」

芝居は、日色ともえ演じるリッテンの母イルムガルトが7年間、息子の救出のためにあらゆる手段を尽くして奔走する過程を描く。母親の愛情の深さに心ゆすぶられる。

今年一番の芝居と言っていい。


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2019年06月28日

ユリ

昨日午後は畑の草取り。
梅雨になって草の伸び方は尋常ではない。
Aさんのユリが咲いている。

ジャガイモ19.7ジャガイモ19.8

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文化座「苦海浄土」

アニマの海不知火の海は美しい風景と豊饒な恵みをもたらし、そこで働き暮らす人びとにとっては「浄土」の世界だった。しかし、1950年代から「猫踊り病」が発生、次々と人々が死んでいった。日本窒素の工場排水に含まれる有機水銀のためだった。海は「苦海」になった。

ある漁民一家を中心にストーリーが展開し、原作の作者の石牟礼道子さん(劇中では「石崎」)も登場して、さまざまな人々―漁民、患者、医師などと会話しながら舞台が進行していく。

自然の荘厳と循環と永遠性、病気のむごたらしさ、不条理をめぐる人間の対立と葛藤、そして再びの浄土の実現への希求。原作の持っている世界(文学性)をどう劇化できるのか、注目して観たが、最大限の努力がされたとは思う。シンプルな音楽もいい。
石牟礼さんが聴き取った「語り」で「浄土」がもっと表現されてもよかったかなとは思う。


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2019年06月27日

泣くな赤鬼 映画と本

泣くな赤鬼2泣くな赤鬼1








「赤鬼」とあだ名をつけられたのは、かつて強豪・港南工業高校(映画では城南工業)の野球部の監督をしていたときである。「赤鬼」は指導が厳しく、しかり飛ばしてばかりで決して生徒を褒めることはなかったし、生徒の前ではいつも怒り顔でどんな場面でも涙を見せることもなかった。その時代の教え子「ゴルゴ」こと斉藤智之に病院の待合室でバッタリ会った。

歯を食いしばっても努力することのできなかったゴルゴは、「赤鬼」のひそかな期待を裏切り続け、野球部も学校もやめていた。今は市内の自動車工場に勤め、結婚して男の子もいる。しかし、ゴルゴは病魔に侵されていた。
夫人の頼みで赤鬼はゴルゴの見舞いに出かける、……。

最後に、「おまえはよくやったよ」と初めて褒める。
そして、「俺の生徒になってくれて、俺と出会ってくれて……ありがとう」と。

教師の醍醐味だ。
本は、そういう物語がつづく。


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枝落とし

きのうは、朝一番で歯医者さんへ行ったあとは、庭の柿の木、更科ウツギ、モチモチの木などの枝落とし。
高い梯子はだんだん怖くなったし、柿の木から落ちた人も何人か知っているので慎重にやった。
結局夕方近くまでかかった。
2,3日前のモクレンにつづいてで、枝、葉は10把にもなった。

コーヒーカップ榧さんコーヒーは,HIBIKI響ロイヤルブレンド。
カップは、熊谷榧さんの作品。20年以上前のもの。


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年金友の会

年金支給日に集まろうという会の例会。
こしじさんのこの日のテーマは野菜。おいしくいただいた。

元校長の熊谷先生は、ほんとうにすごい。宮城出身の先生は、宮城の中学生の修学旅行を支援しようと「くまくま」通信を発行、募金活動をしてきた。8年間で延べ50校(プラス養護施設)を支援したが、4月で区切りとして終了した。(その3分の1はヨシハルさんの貢献というのもえらい。)
今度は、『火工廠物語』を販売して、その2割を寄付する活動を始めたという。普及と寄付の一石二鳥ということらしい。

yさんこの日は特別ゲストが来るとヨシハルさんは言い、だれかなあと心待ちにしていたら、Yさんだった。彼女はその翌日、これまでの仕事の区切りをつけるとかで、慰労したいというヨシハルさんの心遣いだった。



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2019年06月26日

対馬4 神道は日本固有か

あらためて日本史の本を読んでみると、対馬に行ったことで、有史の最初に登場する飛鳥時代が身近に感じられるようになったと思う。

日本史ヤマトでは、法隆寺建立や大化の改新の同時代である。白村江の戦いでの敗戦から、対馬に山城がつくられ、防人が派遣されて万葉集に収められる歌を詠んだ。対馬は、石舞台に立った時以上の飛鳥体験である。







司馬遼太郎対馬司馬遼太郎さんの『街道をゆく13 壱岐・対馬の道』も面白かった。
訪ねた厳原(いづはら)の博物館、「大船越」、万松院なども出てくる。新井白石と雨森芳洲の確執は司馬さん一流の小説仕立てである。稲栽培の話も興味深い。






対馬・神社一番は、神道の由来に関する考察である。
対馬にはともかく神社が多い。
古神道の島である。
「右翼思想化した明治後の国家神道の害毒から十分以上にまぬがれている。」
国学者は日本固有の文化を求めて、宗教では仏教を「外来」として排し、神道を日本固有のものとしたが、ほんとうにそうか。「対馬の道を行きつつ…考えてくると、日本の神道が決して日本列島固有のものではなかった」のではないか思えてくる、と。

それは、中国の、さかのぼればモンゴルなど遊牧民族の「天の思想」から来ているのではないか。中国の「天(テン)」は、日本ではアマテラスや高天原の「アマ」「アメ」になって神道になる。津田左右吉の「祭典の古俗」からも裏付けられる。つまり神道もまた「外来」だったのではないか。
これは騎馬民族説、天皇家の由来、『脊梁山脈』と同じくらい衝撃だった。


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劇団朋友「ら・ら・ら」

らららとある町の合唱団サークル。合唱が好きで楽しく歌うということをモットウにしている。ヒマな人が趣味でやっていると思われがちだが、みんな忙しい生活に追われながらそれを生きがいにしている。それぞれ家族との軋轢、−たくさんの子どもの世話、姑とのいざこざ、生活のための仕事やアルバイト、を抱えながら必死に参加している。

中心メンバーで、歌の指導をしている響子は、夫が定年退職になり、家にいることが多くなった。夫は図書館に通って歴史小説を読むのが趣味だが、妻が家事をして、夫中心に家庭生活が回るのを当然としていることがしだいにあらわになってきて、合唱団活動との軋轢が増してくる。何も言えない響子は、ストレスをため込み、神経的に参って、爆発する。

芝居は、普段着の軽やかなコメディタッチで進むが、次第に深刻になり、最後はしんみりとほんのりとした思いで満たされる。


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希望の灯り

希望の灯り旧東ドイツのライプニッツにある巨大スーパーで働く人々。
27才の若者クリスティアーノはかつて悪仲間と犯罪に加わわったが、会社に採用され、入れ墨を隠しながら在庫係としてひっそりと働き始めた。
マリオンは夫との不和に悩みながらクリスティアーノに魅かれていく。
先輩としてよく面倒を見てくれるブルーノは、祖国への深い喪失感と、かつての長距離運転手の時代への懐旧の中で生きている。
傷を持った者たちが、その故のやさしさをもって、いたわり合い、あたため合い、助け合っていきているからこそ生きていける、が、…。


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2019年06月25日

べったら漬け

べったら漬けべったら漬けに挑戦。手間も金もかかる仕事だった。
大根の塩水漬けは3日間。
一方で、米5合と米麹750グラムで床づくり。これが大変で2つの釜を使って一日保温作業。
それから1週間、本漬け。

大根の塩漬け(水抜き)加減、2つの作業のタイミング、など改善点も見つかった。

副産物でできた甘酒はおいしい。

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『そして、バトンは渡された』

そしてバトンは渡された新聞の読書欄で推薦していたので読んだ。それほどの本ではないと思ったが、もちろん悪い本ではない。

森宮優子は、高校生。2人の母親と、3人の父親がいる。これまで3回姓が変わった。親の死別や離婚のためである。新しい父親や母親に慣れるのはむずかしいこともあったし、そのことでまわりの人は気遣ったりしてくれたりしたけれど、親のことで悩んだり、親に軽んじられたり、もちろんいじめられたりしたことはない。どの親も精一杯の愛情を注いでくれたからだ。

親たちはバトンを渡すように優子を大事にし、最後の父親の森宮さんは結婚式で新郎の早瀬君にバトンを渡すのである。

死に至る虐待やいじめが新聞やテレビをにぎわす世の中で、空想的な設定の物語だが、すべての親はこういう気持ちを持っているだろう。そう思いたい。


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立ち上がる女

立ち上がる女多分2度目のアイスランド映画。
地域の合唱団の指導者として活躍するハットラだが、地球温暖化に危機感を持ち、アルミウム工場の操業に抗議して、誰にも知られずゲリラのように「山女」の名で高圧電線を切断したり、送電塔を爆破したりする女性である。他方、独身の彼女はウズベキスタンから養子を迎えるための準備をしている。双子の妹の存在が物語のカギを握る、……

北欧では環境問題への関心が格別に深いのだろうか。思い浮かべるのは、スウェーデンの高校生、グレタ・トゥンベリさんのことである。彼女は、去年、気候変動問題を選挙の争点にするよう要求して「学校ストライキ」を始めた。それは、「気候正義」をもとめる運動としてまたたく間にオーストラリア、スイス、ドイツ、イギリス、フランスにひろがり、数万規模のデモが起こるようになり、3月15日には世界120か国2000以上の場所で抗議の集会やデモが行われた。日本でも東京と京都で開かれた。規模は小さかったようだが。


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2019年06月24日

クレージーマウンテン

クレージーマウンテン垂直の岩壁に素手で挑んだり、嵐のなか絶壁でビバークしたり、雪崩と競争して滑り降りる(落ちる)スキーヤーがいたり、命知らずの男(女もいる)たちのシーンが続く。
ぼくも70才にして低山登山を始めた山男?だが、映画では目もくらむし、スリルを通り越して恐怖だし、胃が痛くなる。

それにしてもこの種の画面では、登場する山男たちにもだが、それに同行し、撮影するスタッフ、特にカメラマンに感心する。オーストラリア映画。


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ジャガイモ掘り

日曜日、ちょうど雨も上がり、総出でジャガイモの収穫。
今年は、キタアカリ、インカの目覚め、メイクィーンなどだったが、4月の霜にやられ、長い乾期に見舞われ、少し小ぶり。

ジャガイモ19.0ジャガイモ19.1








ジャガイモ19.2ジャガイモ19.6








玉ねぎと大根もこれで終わり。

ジャガイモ19.5ジャガイモ19.9








キューりと茄子も採れるようになった。

ジャガイモ19.3ジャガイモ19.4

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2019年06月23日

対馬3 魚

旅をするときは、前もって下調べをして、行きたいところ、見たいところの見当をつけて出発するのが普通なのだろうけれど、生来の怠け者だからなかなかそうもいかない。そのかわり旅から帰ってから文献にあたったり、小説や紀行文を探して読むのも楽しい。そうだったんだ、と見落としを悔やむこともあるが、少しは土地勘もでき、人と話した記憶も残っているから読むのにも臨場感が出る。

対馬石垣対馬は島の面積の89%が森林である。平らなところは少なくほとんどが山で(172の名前の付いた山がある)、しかも岩山である。「壱岐は泥の島、対馬は岩の島」と言われるらしい。(だから対馬は「石の文化」である。家々は特徴的な積み方の石の塀に囲まれ、料理には石焼がある。)
山は海岸に迫り、リアス式のようになっており、海岸線は915キロに及ぶ。平地が少なく、良港が多いので、対馬は古来漁業で栄えた。

福岡から対馬やまねこ空港に向かうプロペラ機で、隣の席は〇〇水産という漁業会社をやっている人だった。マグロの養殖をしているという。和歌山の近大マグロのように卵のふ化から行う完全養殖ではなく、漁師さんが釣ってきた小さいマグロを20匹、30匹と買い、海中に網で丸く囲った水槽の中で育て、2,3年で30キロから50キロくらいに育てて出荷するのだそうだ。ただし制限があって、3500匹くらいまでしか飼えないのだそうだ。

1日目の宿、丸屋旅館の夕食は、マグロならぬ2匹の大きなブリを使った刺身、豪快な石焼、ぬた、てんぷらなどたっぷりのブリざんまいだった。

小茂田近くの漁港で繋留されている漁船を見て、ぼくらは集魚灯の少なさについて会話していた。イカ釣り船は30も40もの集魚灯をつけるが、そういう船も少しはあったが、多くは5,6しかつけていない。どうしてかなあ。
日本の島々有吉佐和子『日本の島々、昔と今』を読んでいたら、まったく同じ会話をしている場面が出てきた。この本は、40年くらい前に出された本だが、対馬については漁業の問題に半分以上割かれている。イカ漁については、温暖化の影響と、韓国を含む日本海沿岸での乱獲のために以下の収穫量が減り、自粛しているのだと書かれている。40年前に発するのだ。

温暖化の影響については、北端の上対馬のコンビニでも聞いた。温暖化で今までの魚がとれなくなった。もう漁業ではやっていけないというものだった。

対馬入江だから養殖漁業の役割が多くなるのだろう。島に着くときに上空から見たとき、入江の中にたくさんの水槽やブイがあった。中心は、「海面養殖業」で真珠養殖とクロマグロだそうだ。〇〇水産はとうとう訪ねることができなかった。

帰りの空港で、土産物として一番多かったのはアナゴだった。これも津島特産だそうである。


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2019年06月22日

小田原

小田原19.6.21.2小田原19.6.21.1








小田原は、北条氏の城下町。そして二宮金次郎の出身地。

A高校で、キャリア教育調査で、生徒たちの面接聞き取り。
この日は生徒会執行部8人が来てくれた。こちらは、OG氏、HK氏と3人。2時間近くも話し込んだ。

8人のうち4人は中学校で不登校だった。「新しいことをやるチャンス」「ちゃんとした人間になりたい、その見本は生徒会執行部だった」ので立候補した。
「自分を変えようと思わなければ変われない」、「自分もクラスも変えられるんだということがわかった」、こういう気持ちにさせ、それをかなえさせる学校はすごい。

新宿・千草帰り、新宿・千草に寄った。
田酒、春鹿など飲んだが、この表面張力はすごい。
新しい店主に、前の店主で能役者のMさんに会いたいと連絡を取ってもらうことになった。


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2019年06月21日

ゼニアオイ19.5葵







梅雨の合間はすっかり夏の天気だ。
あちこちに葵が咲いている。

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市議会傍聴

市議会傍聴というのは一度だけ行ったことがある。それはもうずっと前、沖縄県名護市の議会のときで、当時市長の稲嶺進さんや議員の東恩納琢磨さんに会いに行き、柵越えで会釈程度のあいさつをしたのだった。

自分の市の議会傍聴は初めてである。伊藤議員が公民館問題で質問に立つと聞いて出かけた。
公民館の所管問題など的を得た質問だったと思うが、答弁は当然のことながら確たる方向性を避けたものだった。
次の民部議員の質問にはびっくりするような内容もあったが、突然の長い休憩が入ってしまったので答弁を聞かずに帰った。

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2019年06月20日

『姉弟私記』

北田本3月16日、不慮の事故で北田耕也先生が急逝された。91才。
そのすぐあと、この本が出版された。まるで遺書のようだ。

大音寺一雄の名だが、これは北田さんが小説を書く時のペンネーム。小説という形をとっているが、ご自分自身の回想記と言ってもよいだろう。だから「私記」なのだ。

さまざまな事情から、北田さんは小学5年の時に9才年上のお姉さんに引き取られ、大学を卒業するまでお母さん代わりに育ててもらった。自分を育ててくれるためにお姉さんは自分の一生を犠牲にした。それは感謝とかオマージュというようなもので済むことではない。自分が出生し存在することそのものが「罪」「罪障」だったという痛切な悔恨、自覚である。

自分たち姉弟のそうした関係について、北田さんは「山椒大夫」伝説と重ねる。
さまざまな異説、異聞があるなかで、北田さんは「天下一説教与太郎正本『さんせう太夫』(寛永16年)」に突き当たる。森鴎外が底本とした本よりもずっと前のものだそうだ。
そこでは、安寿が弟思いのやさしく凛々しい姉であるのに対して、弟の厨子王は、姉の思いも知らず、「わが身の安全第一のその性格は浅ましく、その上酷い」。
厨子王は自分である。……

北田さんは、自分も「姉と弟」の子どもを持った。
その成長を見守ってきたことも書かれる。
北田さんは、息子の志郎さんが生まれて、子守唄をつくった。

志郎よ―
あれは、
空をわたる、風の音だよ
わかるか

志郎よ―
ほらね、
耐えて開く 花のつぶやき
わかるか


3年ほど前、北田さんと、堀尾輝久さんと、マユミさんのお兄さんがやっている東松山の蕎麦屋「くらんぼん」で飲んだ。志郎さんもいっしょだった。

堀尾さんは、キタさんに何度も聞かされたと言って、この「志郎よ」を歌った。
そうしたら北田さんは、ぜんぜん違うよと言って正調を歌った。
偶然か、堀尾さんもぼくも長男の時に子守唄をつくっていて、それぞれ歌ったのだった。
北田さんのは口説(くどち)のようで、堀尾さんのは歌曲調で、ぼくのは当時ウクレレしかなかったのでフォーク調だった。でもどれもしんみり歌い、聴いた。(これはブログに書いた。)

北田さんとは、何度も飲んだ。
新宿のカチューシャも、鶴瀬の鳥仙も今はない。
30年ほど前だが、渋谷の、昔のユーロスペースの近くにあった小さな汚い居酒屋さん(名前は忘れたが、店の主人は若い「コウちゃん」だった)で、北田さん、東洋大学の広畑一雄さん、NHKの神山さんたちと飲んだことを最近ふと思い出した。木下春雄さんの法事帰りだったか。
そこが今はどうなっているか、あさって調べに行きたいと思っている。

北田1今日、北田先生の家に行ってきた。先生の見ていた景色を見て偲びたかった。
家屋があったところは更地になっていた。ちょうど居合わせたご近所のOさんによれば、更地になったのは、ここ一週間くらいのことだそうだ。先生が愛されたであろう庭はそのままで、柘榴の花が咲いていた。
本の表紙の花は、椿「沖の浪」というのだそうだ。その花を探すのは忘れた。

北田2


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2019年06月19日

麹町

昨日夜は民主教育研究所の中等教育研究委員会。
今度新しい若い委員が2人加わってくれることになった。(おひとりは欠席)
ところが2人とも大東文化大学の研究者。これで9人の委員中4人が大東文化ということになる。しかも別々の学部というのも面白い。
新しい人が入ると、議論が活発になっていい。

瓢箪で飲んだ。
戦後教育研究史論のような話で話題がつづいた。

瓢箪のマスターは元気で、懐かしがってくれた。

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梅シロップ

梅シロップ長野の梅の木では、5キロほどの梅の実が採れた。今年はやや少なめだが、埼玉のより肉厚で大きい。
子どもたち用の梅シロップと、梅酒をつくった。一粒ずつ丁寧に洗っていたら午後2時までかかってしまった。

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2019年06月18日

「ローマの休日」と『赤狩り』

赤狩りこの本はOさんが読めと言って貸してくれた。彼は時々ぼくに読書の宿題を出す。

アメリカでは、世界大恐慌以降、労働運動の激化とともに社会主義の思想が影響力を強めていた。(先日観たテネシー・ウィリアムズ「蝋燭の灯りと太陽の光」でも、そういう背景が描かれていた。)

第二次大戦後、冷戦の開始とともに共産主義者に対する弾圧、「赤狩り」が開始される。その最大の標的とされたのが、映画界だった。下院に設けられた非米活動委員会(HUAC)とFBIは、アメリカ共産党の調査を行い、チャーリー・チャップリンやジョン・ヒューストン、ウィリアム・ワイラーなども対象にした。そして、19人のリストを作成(そのなかにはドイツから亡命していた劇作家のブレヒトも含まれていた)、ドルトン・トランボら10人を追放した(ハリウッド・テン)。

ウィリアム・ワイラー監督や、グレゴリー・ペックやカーク・ダグラス、フランク・シナトラ、キャサリン・ヘップバーンなど多くの俳優が支援し、それは共産主義だけでなく、自由への弾圧だとしてアメリカ憲法修正第1条委員会をつくった。(ついでに弾圧に加担したのは、リチャード・ニクソンやロナルド・レーガンである。)

映画界追放の脅迫の前に転向する者も出るが、たんに転向声明を出すだけでなくかつての仲間の名前を言わなくては許されず、「自分の筋をあくまで貫くか」「魂を投げ売るか」の選択が迫られた。

才能豊かなドルトン・トランボは、追放後他人の名前を借りて「ローマの休日」を書いた。監督はもちろんウィリアム・ワイラーである。そこに込められたメッセージは「信頼」だという。映画はアカデミー主演女優賞や脚本賞を授賞した。

著者の山本おさむさんは、しかし、単純な善玉と悪玉という描き方をしない。当時のアメリカ共産党はソ連共産党の影響下にあり、スターリニズムが支配していた。文化や芸術の独自の価値を認めない政治主義への強い批判も展開されている。(第5巻は「エデンの東」のエリア・カザン監督の苦悩を描いている。)

アメリカ映画は以後反共と娯楽の色彩を強めていく。赤狩りの反省が本格的に行われるのは約20年後の1970年のことである。映画でその問題を主題にしたのは、「真実の瞬間(とき)」(1990年)である。


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2019年06月17日

深大寺と神代植物園

いつものメンバーで深大寺へ行った。ここから歩いて15分という地元のヨウサクさんがコースを設計して案内をしてくれた。
ぼくは深大寺は初めて。学生の時に行くチャンスはあったはずなのに。

12時集合だが遅れて参加。そのために深大寺蕎麦は食べることができなかった。古いお寺さんで、蕎麦屋は何と23軒あるのだそうだ。

梅雨の晴れ間で、この日は青空に入道雲が浮かぶ夏の天気。暑いくらいだった。

深大寺19.01深大寺19.02








深大寺19.03深大寺19.04








深大寺19.06深大寺19.07








深大寺19.08








ほんとうはバラを観に行くのが目的だったが、少し遅かった。
3段目の黄色い花は、大温室にあったベゴニア、巨大な花だった。

深大寺19.09植物園とお寺のまわりは雑木林。

林の中は涼しい。
これはモミの種類の巨木。










深大寺19.10深大寺19.11








深大寺19.12深大寺19.13








曼寿庵でお茶。

深大寺19.14深大寺19.15








そのあと、白金亭で食事。建物は元は白川郷のものとのこと。
評判の店らしく、混んでいたが、食事は売りのハンバーグをはじめおいしかった。
食後は部屋を替えてコーヒー。話題は、望月衣塑子さんから、不登校、ひきこもり、最後の方はお墓の話。そういう年代なのだが、明るく話すのがこのメンバー。



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2019年06月16日

所沢

Oさんの家で、Oさんが現役時代にいた部局の職員の皆さんのあつまり。ぼくも去年につづいてのご相伴。今年は部局は違うがS女史も参加して、大人9人、子ども5人。
Oさんも職員も元気なのはうれしい。前回から1年経ったと実感するのは5人の子供たちの成長である。

雨のなか、夫人が丹精したさまざまなあじさいが咲き乱れていた。
雨で暗いせいかピントが甘いのがある。

Oさん1Oさん2








Oさん3Oさん4








Oさん5Oさん6








この日は、夫人が手によりをかけてつくってくださった本場インド料理。
本物のインド米(多分香辛料も)を使った本格的なもの。おいしくいただいた。(写真を撮るのを忘れた)

Oさん7Oさん8








最後に出たコーヒー。「コピルアク」といって、インドネシアの野生ジャコウネコの糞に残っている豆から作ったものだという。もちろん初めていただいた。ネットで見ると100g何千円もする貴重なもの。

この日は、近所のSさんが、故障したBMWのスポーツカーに代わるクルマを仕立ててくれて送り迎えをしてもらった。感謝。

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2019年06月15日

ビヨウヤナギ

黄色の花19.6gatu長く名前がわからなかったが、ネットで調べると、ビヨウヤナギというらしい。
「未央柳」とも「美容柳」とも書くらしい。中国の皇帝玄宗が楊貴妃を偲んでこの花を歌ったとある。

それにしてもよく降る雨である。


以下は晴れているときに撮った。

黄色の花19.1













黄色の花19.2



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2019年06月14日

『こたつの上の水滴』

こたつのうえの水滴副題に「萠庵骨董雑記」とあるように、萠さんが会った骨董を題材に綴ってきたエッセイ集である。

骨董を通して観る萠さんの時間は、はるかに永劫で人類の歴史と同じくらい長い。
好きな古伊万里の日本だけでなく、韓国、中国、カンボジアはもちろん、ローマ、アフリカ・マリまでを旅する。





山茶碗1萠さんが骨董で観出すのは、人であり、いのちであり、美である。

土そのものに脈打っている、作り手の呼吸のリズム、このカップを作っている人が、いましもここにいる、…やっぱり人だったのね。…いま私はあなたと出会い、あなたの心の痕をなぞる。土に触れ、土を読む。白い光跡の、限りなく輝けるあなたを心から尊敬するのである。(「揺れる新緑の間に」)

…人と人が出会うことの意味を想う。その短い距離に、時を経た骨董や、絵画や立体がある。限りもなく美しいものが在る。それらに導かれ、荒んだ世の束の間を、竹の径を行く蝶の瞬きのように魂が瞬く。生命に刻印した深い歓喜は決して消えようがないのだ。

写真は、20年以上前、萠さんにもらった鎌倉時代の山茶碗。


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2019年06月12日

シックスパック

思い出したので書いておく。

ぼくがソファで寝そべっていると、ぼくの「プクプクおなか」に頭を乗せてテレビを見ているヒビキだが、先日急に「ネエネエ、まさおさんもシックスパックだったの?」と訊く。シックスポケットならその一員であることは自覚しているが、シックスパックってなんだ?「ほら、おなかの筋肉が6つに割れて」というので、とっさに、もちろんさ、と答えてしまった。

あとで連れ合いに話すとそんなの見たことがないと言う。でもヒビキには話さないでと頼んでおいた。
子どもの夢や憧れを壊すことはよいことではないので。

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長野・梅雨

昨日から長野に来ている。庭の植木の職人さんたちが2日間入るため。
雨は降ったりやんだり。

職人さんたちの朝は早い。
2日目の今朝、7時にタバコを吸いに外に出ると、もう来ていた。
職人さんたちは、今日の午前中でほぼ終わり。きれいになった。
ぼくはと言えば、1か月ちょっとで猛烈に伸びた草たちと格闘。すでに疲れた。
まだ終わらず、ほかに蔦や蔓、熊笹の退治、できれば消毒もしていきたいので、明日までかかるかなあ。

19.6.11.長野119.6.11.長野2








19.6.11.長野3ひとり暮らしなので、今は近所のコメダ珈琲で昼食。
ネットもしたいし。
カードリーダーを忘れてきたので、写真は後程。

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2019年06月10日

千枚漬け

畑の大根が大きくなった。ずいぶん人にあげたが、それでも食べきれない。
そこで即席の千枚漬けをつくった。けっこういける。

大根19.1大根漬け

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荏原中延

昨日は、品川・荏原中延の「子ども若者応援フリースパース」でJYCの共同代表会議。
ひきこもりの現場にいないので、運動や実践の課題がわかりにくい。貢献できないのがつらい。
後半は、山本耕平さんの「韓国における若者支援からの学び」の報告を聞いた。

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2019年06月09日

畑のユリ

ユリの季節になった。
いずれもアライさんの畑のもの。

19.3百合19.4百合








19.2百合19.1百合








19.5百合19.6百合

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望月衣塑子記者の講演

望月衣8日、西公民館で東京新聞記者の望月衣塑子さんの「民主主義とは何か」と題した講演会があった。
望月さんは、首相官邸での記者会見の質問で有名になった。できあいの政府広報の場ではなく、国民の知る権利の立場から真実を求めて質問をしてきた。これに対してはさまざまな妨害や制限が行われたが、果敢に立ち向かい続けている。
記者としての姿は、本にもなり、今度は映画にもなるらしい。

森友・加計問題、辺野古への赤土投入問題、F35Aの購入や武器輸出問題、などを語った。
それにしても1時間40分、機関銃のように話し続け、声色を使ったり、芝居のように全身を使った講演(公演)だった。ものすごいエネルギーに圧倒された。

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2019年06月08日

教育のつどい実行委員会

6月5日、「教育のつどい2019」の第5回実行委員会が開かれた。
教育の情勢をめぐる論議で、ひきこもりに関連した川崎登戸の事件や東京練馬の事件が話題になった。
労働組合が主力なので「国」の教育政策への対応が中心になりがちだが、「社会」や「人々」の現実から出発することが大事さだと思った。

久々に福井正英さんに会った。おそらく10年以上、年賀状だけのお付き合いだった。なつかしい。

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ヤグルマソウ

ヤグルマソウ19.5.1昨日の雨は畑をやっている人にとっては恵みの雨だった。
この日照りは作物の生育には打撃だったから。遅いかもしれないが、少しでもジャガイモが大きくなればいい。

アライ夫人は、畑で野菜はつくらずにもっぱら花を育てている。

いろいろな花を観賞できるのはありがたい。
写真はヤグルマソウ。

ヤグルマソウ19.5.2ヤグルマソウ19.5.3

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2019年06月07日

「風立ちぬ」と(長野県)富士見町

風立ちぬ本風立ちぬ信州の教育と自治研究所のニュースに連載している「信州の文学散歩」の原稿を書いた。早いもので第14回になる。われながら偉いと思うのはいつも〆切前に書いていることだ。

今回は標題のようなものにした。あらためて堀辰雄さんの本を読み、宮崎駿さんの映画をブルーレイで観た。
小説の舞台は、最初と最後は軽井沢だが、主要な場面は富士見高原療養所である。映画でも「菜穂子」が入院する療養所の建物はおそらく同時代のものである。

厄介だったのは、映画の主人公のモデルに、零式戦闘機(ゼロ戦)を設計した堀越二郎をしたこと。戦争批判だという肯定的評価がある一方で、「美しい飛行機をつくる夢」を追う技術者をモデルにするのは殺戮兵器としてゼロ戦の果たした歴史からしてあまりに無邪気に過ぎるという批評もある。

宮崎さんは、空を飛ぶことが、飛ぶものが好きだ。
「風の谷のナウシカ」のメーヴェ、「天空のラピュタ」の城、「魔女の宅急便」の箒、「紅の豚」の飛行機。

「空にあこがれて 空を飛んでいく」ゆうみんの「飛行機雲」を主題歌に使っているが、これは悲しい歌だ。

とにかく宮崎さんは、「風立ちぬ」だけでなく、長野県富士見町をよく使う。
「もののけ姫」の「乙事主」、「甲六」、「エボシ午前」は地名からだし、「千と千尋の神隠し」で千尋一家が越して行ったのも富士見町(の景色)なのである。

次回は、「森鴎外と山田温泉」にしようかと思っている。


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アマリリス

アマリリス19ようやく咲いた。この花の本家より2週間くらい遅れて。

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2019年06月05日

梅酒

梅の実19.1一昨日、梅の実を収穫した。7キロ採れた。古い木だが小さく仕立てているので今までで一番の収穫だと思う。

梅酒はほぼ毎年つくってきて、古酒は15年物くらいからあるが、ずっと氷砂糖や黒砂糖を入れてきた。実はぼくは甘い酒は苦手で、自分ではあまり飲まない。

梅の実19.2それで今年は砂糖なしでつくることにした。沖縄・今帰仁の伊芸さん夫婦などは、泡盛だが、砂糖なしでつくっており、これだと何杯でも飲める。

ホワイトリカーのほか、ラム酒、ジン、ウォッカでつくってみた。楽しみだ。

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2019年06月04日

京鹿の子

今、庭は花盛り。
更科ウツギ、君子蘭。バラは4種(ダブルデライトと四季バラは2回目)、ツユクサ。
都忘れは、長く咲いている。
咲き始めたのが、アマリリス(次回)、あじさい、シモツケ(次々回)名前不詳の黄色い花(次々次回)。

困るのはたくさんの蜂が蜜を求めて集まってくること。クマンバチもだが、特にスズメバチは脅威。

中心は、京鹿の子。

京鹿の子19.4















京鹿の子19.1京鹿の子19.2







京鹿の子19.3



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2019年06月03日

日曜日

昨日の日曜日、地元の女性団体の総会で講演。

夕方、畑に出た。落花生やトウモロコシの植え替え、水やりに草取り。
Gさんの話では、近所の畑の蕎麦は今年は全滅だそうだ。
寒さのせいか、日照りのせいか。

畑から帰って泡盛を飲み始めると電話、市内に住む青年劇場のTさんご夫婦から。近所のネパール人のカレーの店で食事をする約束をしていたのだ。待たせたお詫びに大根とおでんを持ってかけつけた。
ネパールのラム酒などを飲んだ。

花は前日の西浮間小に咲いていたフェイジョアとタワラグミ。

フェイジョアタワラグミ

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2019年06月02日

サボテン

サボテン19.52

















サボテン19.5.1

















サボテン19.5.3

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有楽町

昨日は、有楽町でN奨学支援機構の理事会。

利き酒セット理事会後、国際フォーラムB1の「宝」で食事。
食事もおいしかったが、お酒もおいしかった。
日本酒の利き酒セットを頼んだら、これが出た。こんなの初めて。
それもそのはず、ここは日本名門酒会の9つの蔵元が出しているお店。


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運動会

昨日は、ヒビキ、ヒカル、マリアの運動会。
茅ケ崎のフタバちゃんの運動会も重なってしまったが、ヒビキたちのは今年は小学校最後ということで優先することにした。

運動会19.11運動会19.09







今年は小学校創立60周年ということで、いろいろな趣向がこらされた。
3人は元気で飛び回っていた。スクールバンドでも活躍していた。
一番の期待は、5,6年生がやる平田太一さんのダイナミック琉球。見事だった。

運動会09運動会19.01







運動会19.02運動会19.13






運動会19.03







運動会19.04運動会19.06







運動会19.05運動会19.07

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2019年06月01日

ツルバラ

お隣さんからもらった苗が大きく成長して、今年いっせいに開花。

ツルバラ19.5

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