2017年11月

2017年11月30日

「心に吹く風」

心に吹く風最近はスポーツの世界では、国際化が著しい。大相撲でも、ラグビーでも、陸上でも外国出身の選手が活躍している。

映画の世界も同様で、この映画の監督・脚本は韓国のユン・ソクホ氏。あの「冬のソナタ」の監督である。
北海道の富良野を舞台にした純愛物語で、それなりに見せるがセリフがもうひとつこなれていない気がする


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小春日和

公園17昨日はうららかな天気だった。

近所の公園を通り過ぎたら、老人が陽だまりの中に4人。いずれも男性。それぞれが離れて棲み分けて。一人はラジオを聴き、一人はベンチで横になっていた。


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ピースミュージアム

学生と平和資料館に「かるたのなかの戦争展」を見に行った。
博物館は、社会教育の主要な施設である。また、講義でも戦時・戦中の社会教育・社会教化にも触れていたからである。

平和資料館17.2









平和資料館17。1









平和資料館17.5









以前はよく学生と行った。今回は、改めて気が付いたのだが、7年ぶりくらいである。この期間、東松山キャンパスでは講義をしなかったからである。
「平和資料館」という名前が変わったわけではないが、「ピースミュージアム」という愛称がつけられていた。
また、ずっと前、埼玉県議会で、ここの戦争年表が問題だとして取り上げられ(問題とされたこと自体が「問題」だが)、「南京虐殺」と「朝鮮人慰安婦」の項目に、白い紙が貼られたことがある。その年表自体がなくなっていた。

平和資料館17.3









展示の「愛国かるた」は1943年2月に情報局の指示で作成された。(情報局は、「事件という名の事件」では横浜事件事件を首謀したとされる部局である)
日本少国民文化協会が担当して募集し、26万句が集まったという。採用された句のうち、小学生がつくったのは2句だけだそうだ。

・伊勢の神風敵国降伏
・炉端で聞く先祖の話
・「はい」で始まるご奉公
・日本晴れの天長節
・東亜を結びアイウエオ
・ぬぐう汗水勤労奉仕

などとつづく。

平和資料館17.4展望台から眺めると、比企丘陵の紅葉が見事である。
ガラスの関係でうまく撮れなかったが。


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2017年11月27日

バスケットボール、大学日本一に

26日(日)は、青山大学体育館で全日本大学バスケット選手権の決勝戦。
筑波大学との対戦だったが、87−68で勝ち、初優勝を決めた。
前半は、ほぼ互角の展開だったが、第4クォーターで引き離した。
モッチ君の活躍も素晴らしかったが、全員一丸となって溌溂としたプレーを見せてくれた。
大学の頂点に立ったのだから素晴らしい。
Nコーチとも喜び合った。

大東スポーツの花開く。


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ラグビーリーグ戦優勝

ラグビー17中央戦25日(土)リーグ戦最終戦の中央大学戦。
29−10で勝ち全勝優勝が決まった。試合は、中央大学の気迫に押されたのか、集中がもうひとつだったのか、ミスが多かったが。22年ぶりの優勝でうれしい。


ラグビー17中央戦2応援には卒業生も来てくれた。
絵画館前から見えるイチョウ並木は人出がいっぱいだった。


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張り手2

白鵬は、記事後の14日目にも遠藤に、今度は左の張り手を使った。遠藤は、さらに右のかちあげももらって一気に棒立ちになってしまった。

13日目かに、当の御嶽海も取り組みの途中で自ら張り手を試みた。ところがこれを空振りし、バランスを崩して負けた。解説の北の富士さんが、手の短いものがやったって駄目なんだ、と言っていた。

***********

実は「遠藤」のところを「長谷川」と書いていた。
顔が似ている気がするので、ぼくの中では連動するのだが、あきらかに「長谷川」は「遠藤」ではない。
間違いに気が付いたが、あきれて異議をとなえる気にもならなかった、という友人もいた。


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2017年11月25日

張り手

何かと、あまり楽しくない話題が多い大相撲である。

「張り手」はプロの世界では公認されている技らしいが、人の顔をビンタするのは個人的にはあまり好きではない。
一昨日、応援する御嶽海がやられたからではないが、横綱白鵬は立ち合いで張り手を使うことが多い。昨日も宝富士に見舞っている。白鵬が食らったのは見たことがない。
この張り手、見ていると目上の力士が下の力士にする場合が多いような気がする。もちろんルールではないが、嘉風も言っていたが、暗黙の了解があるようだ。これはフェアではない。

ところが若い貴景勝は、10歳も年上の嘉風にも張り手を使ったらしい。
貴景勝が白鵬に張り手をしたら、行司の判定にも公然と不服の態度を示す、プライドが高い白鵬がどういう反応をするか興味がある。

相撲を見ることが多くなった。ヒマなのだろう。


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2017年11月24日

カラタチバナ

カラタチバナ













漢字では唐橘。「百両」とも言う。
マンリョウ(万両)、センリョウ(千両)はよく知られており、カラタチバナ(百両)、ヤブコウジ(十両)という赤い実のなるラインアップのひとつ。
万両には、知る限りほかに白実があり、千両にはオレンジのほかに黄色がある。ヤブコウジには葉などに特徴のあるさまざまな種類がある。
家には、現在カラタチバナだけがなかったので、奥久慈で手に入れた。
葉っぱが一番スマートだと思う。




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2017年11月23日

東上線

ふじみ野駅から池袋まで東上線に乗った。
池袋での乗り換えを考えて一番前の車両の一番前に座った。
昼間なので結構空いていて、電車の前が見られる。
見たくなるのは子どもだけではなく。
見れば写真を撮りたくなるのは人情で。
しばらくして、もしかしたら恥ずかしいと気が付いて。
あとは後ろを振り返らなかった。
もし僕だと気が付く人がいても話しかけないで、と背中で信号を発しながら。
30分間、見たのは初めて。


東上線01東上線02










東上線04東上線05






東上線06東上線07






東上線08東上線09






東上線11東上線12






わかったこと。
1 東上線の線路は比較的まっすぐだと思っていたが、けっこうカーブもある。朝霞台−朝霞間、下赤塚−東武練馬間も。
2 ホームがカーブしているのは、大山駅と下板橋駅。
3 電車が停車駅に入るときは、「停車」の文字信号が出る。発車するときには「準急」などと出る。信号がこんなに発達しているのに(から、か)信号故障が多いのはなぜか。
4 保線作業をしている職員も多い。電車が通るときには敬礼をする人もいる。
5 駅の間は思ったより近い。
6 志木−和光市間は複々線でけっこう迫力がある。
7 成増−北池袋間は、隣接する家屋が迫っている。でも印象だと京浜急行や京成線の方がもっと近い気が する。
8 成増−池袋間は、踏切が多い。見ていて怖い。この区間は、地下化か、少なくとも高架化したらどうか。でもこういう風景がいいのかもしれない。


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太鼓集団響スタイル

響・懇親会さいたま文化センターで、「太鼓集団響」のワークショップ、総会、ミニコンサート、懇親会。ぼくはコンサートから参加。
メグミさんは、出産を控えているので3人の演奏。
マナブ君が作曲した新曲2曲をお披露目。今回は、「宇宙」をテーマにしたもので、あらためて彼の才能に瞠目した。着実に彼らしい音楽世界を築きつつある。
大学入学以来の付き合いなので、かれこれ15年以上になるが、いまだに人間の成長に驚かされることがある。

近くの焼き鳥屋さんで懇親会。「響」を見守り助けてきたみなさんと、暑気払い以来の邂逅。
平野先生のつぎつぎと新しい挑戦をしてきた、今もしている姿には感動する。
「月明かりの下で」をつくった映画監督の太田直子さんとは初めて親しく話した。
「響」コンサートでメーキャップを担当しているTさんは、かれこれ10年も前にぼくが出した手紙をまだ壁に貼っているという。(切手が気に入っているかららしい。)

「響」の今後への期待については、次の機会に。



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2017年11月22日

あの夏の絵

スタジオ結で「あの夏の絵」を観る。
2回目だが、2回目だからか、あらためていい芝居で、多くの人に見てもらいたいと思った。

浦和サッカータウン1夜は、浦和公演の実行委員会。ここのところ、浦和通いが続いている。
駅前では、「うらわサッカータウン」のイルミネーション。

実行委員会は、これまでになく大勢の人が参加してくださったが、チケットの普及はもうひとつ。焦りを感じる。


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2017年11月21日

奥久慈

紅葉狩りに奥久慈に行った。紅葉は、何と言っても陽の光が決め手だが、雨もいいかと自らに言い聞かせ。この方面は初めてだが、風光も人もいい。

奥久慈01














那珂市から久慈川とJR水郡線に沿って国道118号線で大子町をめざす。
写真は中流域だが、沈下橋に近い。産卵を終えた鮭がたくさん死んでいた。きれいな川なのだろう。

奥久慈02














さらに上流。

奥久慈03














奥久慈04














奥久慈12














奥久慈13














奥久慈06














奥久慈07














袋田トンネルを抜ける。

奥久慈08






















奥久慈09














奥久慈10














奥久慈11





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「キセキの葉書」

キセキの葉書実際にあった話。西宮市で脳性麻痺の娘を育てている主人公の母親が主人公。
この映画でもだが、ぼくは障がいを持つ子どもを育てる親が一番無条件に子どもを愛し承認することができていると思う。ぼくなどには想像もつかない葛藤やその乗り越えを通してのことだろうが。

そんなとき、故郷の大分に住む母親の母親が認知症とうつ病を併発する。介護に行きたいけれど、娘を置いていくわけにはいかない。「200%愛する」と心に決めて、毎日のように葉書を送る。それは5000通に及んだ。…

エンディングテーマは、1970年前後に本田瑠津子が歌った「耳をすましてごらん」だった。エンディングロールで、「作詞 山田太一」と出てきた。山田太一さんが書いていたとは全く知らなかったので驚いた。調べてみると、山田太一脚本の「藍より青く」の主題歌だった。


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2017年11月20日

ネズミの時間 ゾウの時間

ネズミの時間ゾウの時間積読(つんどく)だった本が出てきて、読むことがある。タイトルに惹かれて買っていたのだが、20年以上積んで置かれた。

時間と空間の関係は世界観に関わるので、昔から哲学や自然科学のテーマだった。いまはアインシュタインが到達点で、ノーベル賞の重力波の計測もその派生テーマである。

この本は、「サイズの生物学」と名付けられており、時間は動物によって異なるという衝撃的な命題を証明しようとするものだ。

これによると、「時間は体重の4分の1乗に比例する」。
たとえば、体重が10倍になると時間は1.8倍になる。
ネズミのような体重の小さい動物は時間が短く(早く)なり、ゾウのような体重の大きな動物は時間が長く(遅く)なる。時間が早く過ぎると寿命もその分早くなる。その逆も真。
人間にとっての1日は、時間が早くすぎるネズミには超長い時間であり、ゾウにとっては瞬間とは言わないまでも極めて短い時間になる。
ネコやイヌ年齢は、4才か5才をかければ人間の年に相当するというこのもこれで説明できる。

脈拍はネズミはすごく早いし、ゾウは超遅いのだが、生涯に打つ数は20億回と決まっている。どちらも20億回打って止まる。

ただし、人間の個人の場合、体重が多ければ寿命が延びるということではない。多分。


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越後湯沢

17.11.187NASPA518日夜は、越後湯沢・ナスパニューオータニで、高校時代からの7人の友人たちと恒例の会。最近はこの時期にどこかの温泉で集まる。マコトはこの会に合わせてタイから帰国、トオルは松本から、ガンは長野から。
1時半過ぎまで飲んで語った。

朝起きたら、一面の銀世界だった。


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2017年11月19日

22年ぶり優勝

ラグビー東海大戦1718日、東海大学との全勝対決で12−5で勝った。
去年は、東海大、流経大と同率首位ながら、得失点差などで3位に甘んじたが、今年は全勝で文句なしの優勝。
22年ぶりのリーグ戦優勝となった。

安定したフォワード陣、低い突き刺さるようなタックルのディフェンスは見ごたえがあった。
応援でも圧倒し、江戸川陸上競技場は歓喜で湧いた。


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2017年11月18日

東松山キャンパスの紅葉

東松山紅葉17

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2017年11月17日

タバコ

「煙草をすいますか」
「すいます。すいません。」
「吸うんですか、吸わないんですか」

「すいます」は「吸います」、「すいません」は「すみません」。


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演劇「しゃぼん玉」

演劇シャボン玉文化座の「しゃぼん玉」を観た。
先日、原作を読んだのはこのため。

小説を舞台化するということは、こういうことかと思った。舞台では、小説のあらゆる場面を舞台で再現するわけにはいかないから、切るところは切り、セリフで補ったり、袖で演じたりする。

そのために、主人公が自暴自棄になるまでの過去と、椎葉村でスマおばあさんと巡り合う現在が交錯し、かえって立体的になってもいる。
何より息づかいを含む生の声が体に沁み込む。
佐々木愛さんのおばあさんが、いい。


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2017年11月16日

考えてみた

ぼくは4月より前に比べれば、10倍くらい家事や庭仕事をしていると思うのだけれど、家人の機嫌が今一つなのは、ぼくが20倍くらい家にいる時間が長くなったからだろうか。

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「事件」という名の事件

事件という名の事件戦中、治安維持法違反で検挙された横浜事件を劇化したものである。脚本は、検挙され有罪とされた中央公論編集長の藤田親昌さんの息子で、劇作家の藤田あさやさん。

容疑はたとえば、経済学者の細川嘉六さんが出版を記念し、世話になった中央公論や改造社の職員を招いて郷里の料亭や旅館で行った集まりが共産党再建会議だとされた「事件」。拷問による自白がすべての証拠で、無実の大勢の人たちが捕らわれ、獄中死する人も出た。

劇では、この「事件」をでっちあげた背景についても考察される。治安維持法の「成果」を競い合う陸軍と海軍のぶつかり合い、前首相の近衛色を一掃しようとする東条内閣の思惑など。

被告たちは、戦後、治安維持法が執行されたことに伴い「免訴」とされたが、冤罪事件で「無罪」であるということから数次にわたり再審請求が出され、最終的に無罪判決が出たのは、2010年、まだ最近のことである。

折も折、治安維持法復活につながるといわれる共謀罪法が制定された。

劇は、拷問の苦痛や恐怖に耐えかねたり、釈放の誘惑に負けて有罪を認めてしまう人間の苦悩や葛藤も描かれる。裏切りと不信も渦巻く。人間が人間であることを許されない状況は、ナチスの収容所、ソ連によるシベリア抑留や粛清、などで現出した。フランクルの『夜と霧』、石原吉郎『望郷と海』は、そういう極限的状況における人間の尊厳を問うた。

 そのような状況をつくらせないことが今大事だと思う。


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日の名残り

日の名残りノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロさんの小説の映画化。20年前のDVDを再見。

イギリスの紳士は教養と品格ということを重んじられる。ユーモアもだが、これは教養の一部か。この小説の主人公・スティーブンスは執事だが、執事は紳士としての属性のほかに自分が仕える主人への尊敬、忠誠ということも求められる。

スティーブンスが35年間仕えたダーリング卿は、イギリス貴族の中でも名門中の名門で、時々の首相や各国大使との会談などでも活躍した。スティーブンスにとってはそれが誇りであり、ナチスドイツに融和的だったダーリング卿の姿勢にもあえて目をつぶった。

執事としての理想を追い求めたスティーブンスは、女性執事、ミス・ケントンの自分への恋心にも気が付かないふりをし、自分の心にも蓋を閉ざす。

戦後、屋敷は別の主人に渡るが、スティーブンスは勤め続ける。あるとき、ミス・ケントンを訪ね、自分の人生をふりかえり涙する。

Remains of the Day、remain は「その日の名残り」でもあり「人生の名残り」でもある。カズオ・イシグロさんは、執事のことではなく、すべての人間のことを書いたという意味のことを言っている。まじめだけれど不器用な生き方の人生の名残り、哀感をアンソニー・パーキンスが演じている。


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2017年11月13日

沖縄に思いをよせて

沖縄への思い1沖縄への思い2






浦和のさいたま会館で行われた「沖縄に思いをよせて 歌と踊りの集い」に行った。
エイサーと琉舞と普天間かおりさんのコンサート。
琉球舞踊を踊ったのは、「川田功子の会」の人たち。つまりは、みやらびのヨウコさんやサチヨさんも踊った。
出演前に陣中見舞いに行った。(なにせ、前日にヨウコさんから確認の電話があったので)

ぼくとしては、「あの夏の絵」のチケットを売ろうと思ったのだが、旧知のMさんに普及のチケットを渡せただけ。
それにしても年配者が圧倒的で、若い人が少ない。企画のせいだろうか。大ホールがいっぱいになるほどたくさん集まったが。



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あの夏の絵

あの夏の絵チラシ大学の非常勤講師のT先生とは毎週教員控室で会う。そのたんび、教材をくれる。
先週、東日本大震災や原発について学生におこなったアンケート調査の結果について話してくれた。当時はまだ中学生だった学生だが、東日本大震災についての記憶が風化しているのではないかというのである。震災後、学校や自分で勉強している学生は、原発についてもしっかりした意見を持っている。しかし、そうでない学生は風潮に流されるままになっているのではないか、と。

原爆の記憶についても同様である。そもそも70年前のことで若者には(ぼくにもだが)記憶すらない。
原爆は、人類に対する犯罪である。人類の記憶として継承しなければならない。

12月1日(金)に浦和のさいたま会館で、青年劇場『あの夏の絵』を上演する。
被爆者に聞き取りをして、絵で表現した高校生の物語である。
ぜひ多くの人に見ていただきたい。ご連絡をお待ちしています。


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東日本女子駅伝

東日本女子駅伝テレビで第33回東日本女子駅伝を見た。都道県別のチームが走る。
大東文化大学の現役選手では、東京チームで谷萩さん、元廣さん、千葉で関谷さんが出た。中でも関谷さんは、アンカーの9区を走り、トップで走り続けたのでテレビで出ずっぱりだった。強豪を抑えて見事、区間賞もとった。

ぼくとしては去年優勝し7区まではトップだった長野とどちらを応援しようかと悩んだが、関谷さんは細田さんに負けてはいけないと、もちろん関谷さんを応援した。それにしても強い。「けんか走法」、という外園監督の教えも忠実に実践していた。


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2017年11月11日

送る

ムツミさん1孫たちのもう一人のおばあちゃん、ムツミさんが亡くなった。
その数日前に、病院にお見舞いに行ったところだった。

葬儀で、3人の孫たちが送る言葉を読んだ。
ひびきはずっと号泣していた。

遺影には、宮参りの時に撮った写真を使ってもらった。
ご冥福を祈る。


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2017年11月09日

夕陽の小菊

一昨日か、夕方畑に行った。小菊が夕日を浴びていた。

小菊17.5














小菊17.1














小菊17.3














小菊17.4














小菊17.7

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2017年11月08日

乃南アサ『しゃぼん玉』

小説シャボン玉今夜は、連れ合いが年金者組合の寄り合いで一人、いい具合。(「合」4つ)

富山の銘酒「北洋」をちびちびやりながら、読みかけの乃南アサ『しゃぼん玉』を読む。
帯に「あまりにも貧しい魂が あまりにも美しい魂に出会うとき、奇跡は起きる」とある。
ほんとうだ。

傷ついた若者の再生、あるいは生き直しというテーマや設定は、原田マハ『生きるわれら』や三浦しをん『神去りなあなあ日常』と共通するものがある。乃南さんの作品は初めてだが、いずれも女性エンタメ作家というのが面白い。

最後のところはドオッと涙があふれた。


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長野の秋

長野17.11.4.4











浅間山

長野17.11.4.3











さんしゅゆ

長野17.11.4.1











秩父大葉ギボシ

長野17.11.4.2











サフラン




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どんぐり

どんぐり17.1














どんぐり17.2













どんぐり拾い。
横川PAで。


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イワシ雲

イワシ雲が出た。車中でお天気博士のヒビキ君に、イワシ雲がでるとどうなるの?と聞くと、「巻積雲。雨になる」とのこと。翌日は本当に雨が降った。

イワシ雲17.1














千曲川の橋から。

イワシ雲17.2


















自宅庭から。

PCが調子が悪く、うまく編集できない。


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2017年11月07日

かき(牡蠣)

今年は、同級会を優先し、御世話になった人の大事な行事があり(結局、同級会との関係で出られなかったが)、全日本大学駅伝の応援は断念した。

当日は、移動中であり、ときどきネットで確認することになったが、スタートから流れをつくることができず、残念な結果になった。箱根では雪辱を期し、最低、シード権はとってほしい。

伊勢に行った友人が、昨日、浦村牡蠣の佃煮の土産を持ってきてくれた。
伊勢駅伝には4年連続で行ったが、駅伝が終わるとスタッフたちと「おかげ横丁」に行き、三宅商店で「白鷹」を升で飲み、ひもの塾でひものをつまみ、久保田水産で牡蠣の佃煮を買って帰るというのをルートにしていた。4年間の思い出が一気によみがえり、なつかしくうれしかった。


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かき(柿)

実家には柿の木が2本ある。なんという品種かは知らないが、どちらも甘い。
今年はどちらも実をいっぱいつけた。孫3人はもちろん一家総出で柿捥ぎ。
採れ過ぎで、長野と埼玉の近所中にお裾分け。


柿長野17.1











柿長野17.4











柿長野17.3











柿長野17.5

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2017年11月06日

小学校同級会

小学校同級会小学校1年1組の同級会があって出席した。不思議なことに、卒業以来開かれたことがなく、7年ほど前に初めて開き、以来6,7回目ということである。ぼくはこの期間出席することができずにいたが、今回はぜひと思って参加した。

しかし、近所の人や、親の葬儀に駆けつけてくれた人をのぞけば、ほとんどが50数年ぶりに会う人たちである。どんな人がいたっけ、どんな顔をして会ったらいいのか、ほんとうに緊張して出かけた。

男女5人ずつ10人が参加した。名前を聞き、顔を見て思い出し、あっという間に当時の仲に戻った。わたるくんはまじめで几帳面で一生懸命だった。ひでかずちゃんは磊落で(子どもの形容ではないか!)、人が良かった。きよみちゃんは大きい目を見開いてだれにも正面から向き合った。これだけ長く生きてきているのだから、容貌は変わったし、人間も変わり成長しているのだろう。でも、人柄や性格は、その頃のその人を思い出せるように、変わっていないのではないかと思わせられた。

帰り道、同じ村のたかおちゃんが、村の人が集まるという飲み屋さんに連れていってくれた。家から遠くないそこは、あることは知ってはいたが行くのは初めて。田舎としては遅い時間だったがまだお客さんもいて、昔の村のこと、それからのこと、いろいろと教えてくれた。


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2017年11月04日

学校公開

一昨日は、孫たちが通う小学校の学校公開日。
4日間の最後の日に行った。その時間は、1年生のマリアは図書館で読書、4年生のヒカルは教室で理科、紙砲で圧力の勉強、ヒビキは校庭でラケットベース。それぞれがそれぞれらしく楽しんでいた。


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2017年11月02日

笑う故郷 ‐ノーベル文学賞1

笑う故郷アルゼンチンの映画である。久しぶりに岩波ホールに行った。

アルゼンチン出身の小説家ダニエル・マントバーニは、ノーベル文学賞を受賞する。彼の小説の多くは、故郷の町サラスを舞台に展開されている。しかし、マントバーニは、サラスには40年間帰ったことがなく、今はスペインに住んでいる。ある日、サラスから「名誉町民」として表彰するという知らせが入り、思い立っていくことを決意する。

民衆伝承の魔術的世界を描いた『百年の孤独』のガルシア・マルケスのマコンドと彼の故郷アラカタカ、大江健三郎さんの描く谷の村や森と内子町の関係を連想させる。
現実の世界や作家の経験と文学世界との関係の問題は、モデル問題を含めてよく取りざたされるし、むずかしい。

表彰されたり、絵のコンテストの審査員を務めたりしているうちはよかったが、まちの人たちとの間でさまざまなことが起こってくる。小説に登場する人物は自分の父親に違いないと歓び食事に招待しようとしたり、逆に憎しみを抱いたり。家計への支援を訴えるものや、関係を持とうと迫ってくる若い女性。かたくななマントバーニと町民の間は次第に険悪になり、最後は命も危険にさらされる。

小説と現実を区別できない民衆を嗤っているようにも見えるが、作家のしたたかさも描く。ノーベル賞受賞以来5年間も書かなかったマントバーニだが、その経験をもとに新しい小説を上梓する。新聞記者は訊く、実際の体験ですか?


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2017年11月01日

家族・家庭教育

昨日、入間東部教育委員会連絡会議で講演。テーマは「家庭教育」というので、数日間、あらためて勉強しなおした。
家族や家庭教育は、「個人」に最も近いデリケートでセンシティブな問題である。
自分には当たり前と思っていても、実は非常に意見が対立し、価値観の争奪が行われている領域である。

今家族の形態は急速に変化し、多様になっている。
そういうなかで、意見も多様になっている。「結婚はして当然か」、「離婚は悪いのか」、「三世代家族は理想なのか」、「夫婦別姓をどう考えるか」、「同姓パートナーシップはどうか」、「三歳児神話は本当か」、などなど。
大まかにいえば、個人は家族のために、家族はお国のためにという戦前のイエ制度を土台にした美しい日本の伝統的家族観と、憲法第13条(個人の尊重)や24条(婚姻)の家族観の対立である。

21世紀に入ってにわかに高唱されるようになった家庭教育支援には、戦前的な復古的な傾向も強い。そういう意味では、憲法改正論議にも連なるきわめて政治的なテーマでもあるのだということを勉強した。


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