2015年10月

2015年10月30日

コスモス畑

コスモス2三芳町の「そばの里」の船津さんが、今年も素敵なコスモス畑をつくってくれた。







コスモス1ふじみ野駅方面を望む。

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代表的日本人

東大駒場キャンパスに矢内原門というのがあった。大学に入学して駒場寮に住んだぼくは、寮から矢内原門を通って、井の頭線の踏切ををわたり、階段を下ってそこにある食堂や、時には1軒だけあった小さなバーに行った。

矢内原門は、学生がストライキでピケを張っており、構内に入れなかった、当時学部長だった矢内原忠雄が生垣を押し分けて入ったところからそう呼ばれるようになったと言われる。

矢内原忠雄は、ストライキには厳しかったが、後に総長になるとポポロ事件などでは学問の自由と大学の自治を毅然として守った。

矢内原さんは経済学者であり、ぼくはその著作を読んだことはないが、クリスチャンとしての『ルカ伝』などは、教育学の五十嵐顕さんが講義で言及したことがあって読もうとしたが歯が立たなかった。

矢内原を感化し大きな影響を与えたのが、無教会主義の内村鑑三である。気になっていた『代表的日本人』を読んだ。

内村が「代表的日本人」として紹介しているのは、西郷隆盛、二宮尊徳、上杉鷹山、中江藤樹、日蓮上人、である。これは意外である。キリスト者である内村が、仏教や神道、儒教の信仰者であった人々をあげているということにである。

しかし、内村が評価し尊敬しているのは、かれらが神であれ仏であれ、「天」の命に従って生き働いているという点である。そして、人々のために、社会のために惜しむことのない献身と自己犠牲をしている点であり、それらは神と愛というキリスト教の信仰と通じるということなのだろう。

もうひとつの「意外」は、西欧的な教養を見につけ、アメリカで暮らしたこともあり、近代的な思想の持ち主と考えられる内村がなぜ彼らの封建的な土壌を評価するのかということであった。

読むと、「意外にも」内村は封建制をむしろ高く評価している。そこには、内村のアメリカ体験における理想との乖離、落胆もあると思われるのだが、そのこと自身を含め、内村は相互扶助という封建的な土壌にキリスト教的な共同体、ユートピアを重ねていたのかもしれないと思う。

      *****************

話は飛ぶが。

西郷隆盛以下の人々は、小学校のころ、偉人伝で詠んだ人たちである。
ぼくは、『15少年漂流記』や『トム・ソーヤ』、ジュール・ベルグなどの冒険ものや、少し大きくなってからはルパンやホームズなど推理ものに夢中だったが、偉人伝も読んだ。

偉人伝は人生のモデルや目標を得ることや向上心のためにはいいかもしれないが、他方でやたら道徳的な心性も育てるような気がする。子どもの読書としてどうなのだろう。


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2015年10月29日

柿の季節

柿1今年は庭の柿が豊作である。









柿3熊本の太秋柿、群馬の百目柿、わが家の柿。









柿2

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落花生2

仙台からの新幹線、車内販売で「柿ピー」を買った。柿の種とピーナッツである。そうしたらウェットティシューのお手拭をつけてくれた。

たしかに、柿ピーは指でつまんだり、手のひらにあけたりするので清潔なほうがいい。
食べたら粘つくので指をしゃぶりたくなる。

感心し感動した。
こんな細かいサービスをしてくれるのは、日本だけではないか。
その前にほかの新幹線でも同じなのか、在来線ではどうなのか、調べてみたい。


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2015年10月28日

落花生

落花生1落花生を収穫した。

近所の畑の人が余らした苗を植えておいたのが、大きくなった。







落花生2初めての栽培で、もちろん収穫も初めての体験。

その近所の人は実が小さいというが、こんなにたくさんなるなんて感動もの。

植えただけで最後に獲るだけなんて、ずぼらなぼくらには最適である。



落花生3畝の半分だけ獲って、あとは小さい者らの体験用に残してある。








落花生4さっそくゆでて食べた。










落花生5

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2015年10月27日

杜の都大学女子駅伝

女子駅伝1女子駅伝225日朝、スタート地点の陸上競技場で、夜行バス2台で駆けつけてくれた応援の人たちを加えて応援団の結団式。

スタンドでもいちばん応援の数が多い。ほかの人は、もうコースで待っている。


女子駅伝3女子駅伝4
応援団もチアーリーダーを含めて42名と史上最大になった。

ゼミのチアキさんもサックスで参加。
スタート。1区は1年生の松川さん。


女子駅伝5女子駅伝61,2区を応援してからバスで移動。
3区を走る木村さん。

匂当台公園。



女子駅伝7ゴールの定禅寺通り。






女子駅伝8悲願の優勝はできず2位だったが、選手たちはみんながんばった。3年連続の準優勝は立派。

1区は11位だったが35秒差だし、2区から5区は区間2位、最終区の矢萩さんは関東大会のアクシデントを乗り越えて3位。普通なら優勝しててもおかしくない成績だが、今年の立命館は強すぎた。

選手たちは、「精一杯やった」「悔いはない」と晴れやかだった。
でも閉会式で見ると、2位は楯一つだけれど、1位はカップをたくさんもらう。違いは歴然。
チームにはさらなる高みをめざしてほしい。

報告会では、選手たちへの賞賛とねぎらいが続いた。

女子駅伝9
匂当台公園でひろった落ち葉とどんぐり。

駅で、今年も来てくれた沼っちゃんと一杯。


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2015年10月26日

仙台

仙台2翌日の杜の都女子駅伝に備えて仙台に。









仙台1










仙台3青桐会北海道・東北ブロック主催の前夜祭に出席。会員、選手の家族、大学関係者など70数人が集まった。

初出場の5年前、小さな居酒屋から始まったこの会も、昨年からはホテルのホールを借りての開催である。

宮城のMさんが毎年用意してくれる三瀧不動尊のお守りをいただいた。


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銀の鈴

東京1東京駅の銀の鈴。
東京藝術大学学長の宮田亮平さんの作品。
宮田さんは、東京オリンピックのエンブレム再選定の委員長で時の人である。





東京2銀の鈴の近くに、手でドリップコーヒーを入れてくれる店があった。
頼んで待っていると、コーヒーと一緒に、「これ、お客さんのですか」とぼくの財布を渡してくれた。「立派ですね」と。
感謝。





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四季の会

熱海1四季の会は、高校で仲のよかった友人たちの集まりである。高校を卒業して、今年で50年。文字通り四季の折々に集まっていたのだが、一夜熱海でということになった。この日は、長野からの2人、タイからの1人を含めて7人。そのうち現役が5人だから、現役率は高い。大学教員は3人。

近況の報告やら積もる話で深更に及んだ。

旅館には渡辺俊明さんの作品がたくさんあった。


熱海2翌日は、一人朝早く起きて風呂に入り、海岸を散歩。

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2015年10月23日

初椿

初椿今年は蕾が多く、楽しみ。

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川越祭

川越祭4先週土曜日。
用事で川越に出かけたら祭りの日だった。

近くにいながら、出かけたことがなく、多分30年ぶりくらいだろう。

人出の多さに驚いた。とくに外国人が多い。



川越祭1仲町の山車。











川越祭2連雀町の山車。











川越祭3連雀町の子供だけのお囃子。

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2015年10月22日

ジェリコの薔薇

復活草2「手鞠カタヒバ」というのが本名で、「復活草」とも言うらしい。メキシコ原産で、国内ではレアな流通品だそうである。
Z元園芸部長が持ってきてくれた。





復活草0水につけるとじきに復活が始まる。










復活草1これを植えつけていいのだが、栽培はなかなか難しいらしい。
もとに戻しておこうと思う。


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2015年10月21日

稲刈り

日曜日。
望月町の伊藤もりちゃん、君子さん主催の第22回農業体験交流会、稲刈り。
ゼミの学生と参加。

この日は快晴、稲刈り日和。
去年は台風でできなかったので、初めての学生が多い。

稲刈り03









稲刈り01蓼科山。








稲刈り02下の田んぼはわがゼミ。
上の田んぼは早稲田大学細金ゼミ。








稲刈り00浅間山。









稲刈り04









稲刈り05









稲刈り06









稲刈り07









稲刈り09








稲刈り08









稲刈り10長野大学の卒業生と家族、上田のK先生夫妻。フリースペース・コスモの人たち、22年前一緒に始めた元長野大学の夏子先生などもきてくれる。夏子先生は、自分の田んぼを借りて米作りをしている。




稲刈り11

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2015年10月20日

読めない地名

タイザ1丹後へ行ったとき、一夜、半島の日本海に面した「間人」というところに泊まった。

地名が読めない。

昔、ここに聖徳太子の母親である間人(はしうど)皇后が住んでいたことがある。
皇后は、ここの地名に「間人」をつけることを許された。(これ自体がむずかしいが)。

しかし、地元の人々は皇后の名前を呼ぶことを畏れ、皇后の退座にちなんで「タイザ」と呼ぶことにしたのだという。

タイザ2故事来歴からくる地名はむずかしい。

それでは、「一口」、「十八女」はなんと読むか?

回答は下の「コメント」。


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ウォーク2015

ウォーク110月15日、ウォーク2015。
今年は、近年になく多く、1000人近い申込者があった。

開会式。



ウォーク2ウォーク3今年もゼミで参加。
最初は、板橋歴史民俗資料館を目指す狭い道で、しばしば渋滞。



ウォーク5ウォーク6







ウォーク4ウォーク7大学の近所なのに知らない通りがたくさん。





ウォーク8ウォーク901東京大仏、歴史民俗資料館。






ウォーク902ウォーク903赤塚公園。







ウォーク904ウォーク905学生たちがいちばんうれしかったというのが、付属幼稚園の園児たちの歓迎。

「がんばれ」と小旗を振って迎えてくれて、演奏やダンスで歓迎、お弁当を手渡してくれた。

ここで教員をしているゼミ卒業生のKさんと記念撮影。

ここでカメラのバッテリーが切れてしまい、タクシーで大学に戻ると、トップはもうゴールしていた。
出雲駅伝をを走った大久保君をはじめとする陸上部1年生のホープ3人だった。

ぼくはまたタクシーで戻った。



ウォーク907ウォーク906新河岸付近。






ウォーク908ウォーク909荒川土手に出る。

学生はジャンケンで負けた者が荷物を持つことになったらしい。





ウォーク910ウォーク911








ウォーク912見次公園、休憩所。

このあたりでは、もう完全にビリ。
「最後尾」という看板を持ったスタッフに何度も追いつかれた。

ぼくは先頭で引っ張ったのだが、みんながだらだらとおしゃべりしながら歩くので遅くなるのだ。



ウォーク913ようやくゴール。
ぼくは579位。完歩したのは、600人くらいらしいので、ほぼ最後尾。
もう豚汁も残っていなかった。




ウォーク914夜は、今年度初めての池袋・カチャーシーで打ち上げ。

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2015年10月15日

酒呑童子余聞

『清冽』に、茨木のり子さんがペンネームをつけるときのエピソードが書かれている。

出版社の人に何にしますかと問われたとき、ちょうど謡曲「大江山」がラジオで流れていた。
それは、酒呑童子の弟の茨木童子を歌ったものである。こだわらない茨木さんは、それですぐ「茨木」に決めた、というものである。



香田先日、お酒を飲んでいて、これはうまいと思い、ラベルを見たら「香田」とあり、由良のシラトリ酒造のものだった。あの「酒呑童子」の蔵元である。
つながりはあり、めぐり会いがあるものだ。
なんでもない話。


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2015年10月14日

清冽

茨木のり子同僚のPさんは読書家で、後藤正治という作家が面白いと教えてくれた。
さっそく数冊手に入れて、『清冽』を読んだ。

詩人・茨木のり子さんの評伝である。
茨木さんについては、岩波ジュニア新書『詩の心を読む』や詩集『よりかからず』(「よる」の漢字は、人偏に「碕」のつくり。ワープロで出てこない。「寄る」に近いと思われる)の読者であり、ファンである。

世の中や人々やその暮らしを見つめ、鋭い批評眼を持っていた。

その強靭な詩から「強い」人を連想するが、後藤さんによれば、そうではなく、弱い自分に相対する、向かう意志が強いということだという。

「自分の感受性くらい/自分で守れ/ばかものよ」(「自分の感受性くらい」)

「ばさばさに乾いていく心を」
「気難しくなってきたのを」
「苛立つのを」
「初心消えかかるのを」
「駄目なことの一切を」
人や友人や近親や時代やのせいにするな。

「汲む」は「y・yに」という副題がある。
「y・y」とは親交の長かった山本安英さんである。
山本さんから学んだこと、「汲んだ」ことを歌う。

…初々しさが大切なの
人に対しても世の中に対しても
人を人とも思わなくなったとき
堕落が始まるのね 堕ちてゆくのを
隠そうとしても 隠せなくなった人を何人も見ました

私はどきんとし
深く悟りました
大人になってもどぎまぎしたっていいんだな
ぎこちない挨拶 醜く赤くなる
失語症 なめらかでないしぐさ
子供の悪態にさえ傷ついてしまう
頼りない生牡蠣のような感受性
それらを鍛える必要は少しもなかったのだな

あらゆる仕事
すべてのいい仕事の核には
震える弱いアンテナが隠されている きっと…

弱い自分の感受性、意見、信念に忠実であることがつよくなれることなのであろう。


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2015年10月13日

出雲駅伝

出雲駅伝。
昨年、久しぶりの出場権を獲得したが、台風のため開始直前に中止になった。

この大会は年初めの箱根駅伝のシード校が出場できるので、そういう意味では春に卒業した選手たちの贈り物。
6年ぶりの出場となるので、それだけでうれしい。

出雲は、夏以来。


出雲1出雲2前夜着いたホテルからの夕焼け。
思えば、…。

前夜祭。選手たちのご家族。




出雲3出雲4出雲大社神楽殿。

スタートの参道。






出雲5出雲6力走する一区北村君と三区原君。






出雲7ゴール地点の応援団と応援の人たち。

今年は卒業した市田双子兄弟のあとをどれだけ埋められるかにかかっていた。
エースの故障欠場と、レースの流れを作れなかったことがひびいて、12位という厳しい結果になった。

立て直して、伊勢と箱根の駅伝ではがんばって欲しい。


翌日朝から仕事があるため、後夜祭を失礼し、帰途に。
着いたのは日が変わっていたが、年のせいか疲れる。


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2015年10月11日

ヤクルト

yakuruto優勝を決めたヤクルトだが、戸田球場に寄ってみた。
行きたいと思いつつ、なかなか行くことができなかった。

新垣投手と山中投手。






ヤクルトあらためて優勝のときのテレビ画面を見ると、2軍で調整中の背番号66も見える。

山中投手は、この翌日登板し、ノックアウトされた。




ヤクルト2別メニューで調整中のミレッジ選手。








ヤクルト3一軍半の西田捕手や藤井選手。

何にもない日なのに、見学客が多い。
ぼくをのぞく全員が女性だった。


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出石

京都丹後に県境で隣接する兵庫県但馬もまた地域教育運動が盛んな地域であった。

但東町の山の中を走っていると、「東井義雄記念館」の看板の文字が飛び込んできた。
記念館があったんだ、と驚き、うれしい。

東井さんは、1950年代の『村を育てる学力』で知られる。
当時、丹後特産のちりめん産業は衰退の一途である。大きな地震の被害もあった。
村の親たちは、自分の子どもは都会に出していかなくては、と思うようになっていた。
東井さんは、そんなことではだめだ、村を愛し村を育てる学力をこそ培わなければと教育実践を展開した。

ぼくがテーマのひとつとする「地域づくりと教育」の原点の一つがここにある。
記念館で東井さんを偲んだ。


出石2出石町は、そこからは遠くない。
小さな城下町である。
まちの落ち着いたたたずまいがいい。






出石3









出石6愛媛県の内子町を連想するのは、芝居小屋があるからだろうか。
安楽座は西日本最古だそうである。
片岡愛之助さんが力を入れて支援しているそうだ。



出石4この地方は赤土だそうで、土壁が赤い。









出石5紅殻格子の赤とよく合う。









出石1出石はなんと言っても皿そばである。
小さな町に30数店もが軒を競っている。
いちばん古いという「よしむら」さんへ。
皿そばは、小さな皿で出てくるのを何枚も食べ、岩手のわんこそばのように積み重ねる。

この出石そばは、もともと長野県上田藩の、一時領主だった仙石氏が移封され、つれてきたそば職人が始めたものだそうだ。だから、たどれば信州そばなのである。

長野の塩田平、無言館や信濃デッサン館の近くに「塩田の館北条蕎麦」があるが、ここは出石の皿そばを食べさせてくれる。「里帰りそば」とも名乗っている。


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2015年10月10日

丸善

丸善昨日は、丸善主催の大学問題のセミナーに行った。

洋書の購入ではいつもお世話になってきたし、若いころ川崎から通っていたときは、本は無論、文具から男性用衣料まで扱うこの店の雰囲気が好きでときどき寄った。

丸善は、今はジュンク堂などの書店のほか、図書館業務請負、大学経営コンサルティングなどをしているが、経営としてはDNP(大日本印刷)の子会社になっているのだという。すごい世の中だ。


丸善2丸善さんのロゴも、学問の神様、フクロウだ。

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財布

ふくろう財布いつもの店で命の水をいただき、勘定を払うとき、Hさんがフクロウの財布を持っていた。
ヘェーッ、とぼく。そういう顔をしていたのか、「あげるよ」と言われたので、気が変わらないうちにもらった。



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茶碗

茶碗ゼミの学生たちが誕生日祝いにと名入りの茶碗を贈ってくれた。オンザロック用にちょうどいい。
誕生日が近いことを知っていて連れ合いにも。

昨日が連れ合いの誕生日だったが、結局気がついたらもう深夜だった。でもこちらはその日のうち。
そういう年であり、そういう一日だった。

今書いていて思い出した。今日は結婚記念日だった。


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2015年10月09日

氷像

台湾2夜、台湾国慶節の行事。

帝国ホテルの地下を歩いたが、ショッピング街とレストラン街の広さ、豪華さに驚いた。


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2015年10月07日

レインボウ・ローズ

レインボウ1











レインボウ2











レインボウ3レインボウ・ローズと言うのだそうだ。初めて見た。
ぼくの誕生日を祝ってくれるかのよう。

昨夜、もう12時を回った頃、つまりは誕生日が終わった頃、「学生たちからメールをもらったりした」とふともらすと、連れ合いが「あっ、誕生日おめでとう。あれ? 過ぎちゃった。おかしいなあ、暦には書いておいたのに」。

ぼく自身もほとんど意識することもなくいたのだが、そういう年齢であり、そういう一日だった。


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2015年10月06日

ラグビー

対拓殖ラグビーのワールドカップで日本チームが南アフリカに勝って湧いている。
これを契機に、またワールドカップの2019年の日本開催を期に、20年以上前のラグビー人気が復活するといいなあと思っている。

大学のチームが拓殖大と対戦。ジャパンがワールドカップでサモアに快勝した翌日だけに両チームとも、その熱気を引き継いだような出だしだった。

わがチームは、ホセア君の穴を埋めようとそれぞれが奮起する意欲は感じられ、なんとか勝ったが、課題のほうが目立つ試合だった。

ボールを出そうとしているSHの小山君。


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君の名は

ベラルーシ
「君の名は」は最初はラジオドラマだった。小学校へ入るか入らないかのころで、その時間になると、「銭湯から女の人がいなくなる」といわれたほどだったらしい。映画「君の名は」になると、大ヒットとなり、主演の岸恵子さんは一躍スターになった。母親に連れられてみた映画も、主題歌もまだ覚えているし、「忘却とは忘れ去ることなり」という菊田一夫さんのキャッチコピーもなつかしい。有楽町も、数寄屋橋も有名になった。

岸恵子さんはじきにイブシャンピと結婚してフランスに行き、以来この人に関心を持つことはなかったが、この本を読んで、すごい文筆家だと知った。独特の感性に裏付けられた生き生きとした文章。そして、とても自由な発想を持つ社会派であることにも驚いた。

日本とフランスに暮らし、自らをデラシネ(根無し草)とする位置から、世界の焦点である民族間、文化間の衝突や交流について書く。それは、フランスを発祥とする「国境なき医師団」の思想に近いかもしれない。

折りしも「国境なき医師団」の病院がアメリカ軍によって爆撃された。

今は『砂の界(くに)へ』、『わりなき恋』などを読んでいる。


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2015年10月05日

茄子

茄子畑でもらったらしい。茄子とのこと。

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2015年10月03日

ヤクルト優勝

ヤクルトがようやく優勝した。14年ぶり7度目。

2年連続の最下位からで、補強もあまり意味を持たなかったなかでの優勝である。
強力打線や救援陣の活躍が言われるが、ベンチを明るくしていた三木コーチと野村コーチの存在も大きいのではないかと個人的に思っている。


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2015年10月02日

安寿と厨子王、酒呑童子、浦島太郎

丹後半島をゆっくりと歩く。
奥丹後は3回目。前の2回は、大江高校の調査、ゼミの学生と来た「地域と教育」の調査だが、いずれも30年以上前、ほんとうに久しぶりである。

奥丹後の地域は、かつて岐阜県恵那などと並んで、「地域に根ざす教育」のメッカだった。


山椒大夫2由良は、安寿と厨子王伝承の地。厨子王と母親の銅像が建っている。

安寿と厨子王の父親は陸奥の国の役人だったが、九州に左遷される。父親を追って、母親と姉弟が旅をするが、新潟で人買いにだまされ、母親は佐渡に、姉弟は丹後の荘園領主・山椒大夫に売られ、奴隷として過酷な労働をさせられる。…



山椒大夫1伝承をもとに、森鴎外が『山椒大夫』を書いた。伝承とは少し違うらしいが。山椒大夫が処罰されたとされる松もある。





酒呑童子由良から入った大江山には酒呑童子の話が残っている。
各地にある鬼伝説の一つと言われるが、異形の風体で乱暴狼藉の限りをつくし退治される。

ところで酒呑童子はどこで生まれ育ったか。
これにも各地に伝承があるが、一番有名なのは、新潟県の弥彦近くにある酒呑童子神社だろう。
ここは数年前に訪ねた。童子は少年の頃、あまりに美しく、女性からの付文も絶えなかったが、ある日、それを燃やしたところ、女性たちの怨念の煙が異形の鬼に変えた。

丹後に伝わる安寿と厨子王、酒呑童子のどちらにも新潟が出てくるのが面白い。
どちらも平安時代の話とされているが、江戸時代の北前船よりはるか昔から活発な交易があったということだろう。


新井崎神社
「奥」丹後と呼ばれたのは京との関係であったと思われるが、日本海側は「裏」日本と呼ばれたり、山陽に対して山「陰」と呼ばれたりする.
しかし、大陸との経済や文化の交流が中心だった時代には「表」日本であったのだろう。

秦の始皇帝の使いであった徐福を祀った新井崎神社もあった。




浦島太郎浦島神社もある。
浦島伝説も各地にあるらしいが、『日本書紀』や『丹後風土記』に出てくる伊根町のここがいちばん有名らしい.

先日、JALの機内誌に連載中の浅田次郎さんの「つばさよつばさ」を読んでいたら、浦島太郎についての疑問が書かれていた。浦島太郎は乙姫様にご馳走をふるまわれたというのだが、どんなご馳走だったのだろう?

肉があるはずはなく、鯛や平目は舞い踊ってくれているのだから食べるわけにもいかず、結局ご馳走は海藻だけだったのではないか、と。


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朝顔

朝顔白今頃になって咲き出した、部屋の窓の白い朝顔。

雨が降り出して、ヤクルトの試合は中止。残念。






あおば訪ねてくれたアオバちゃん。










電車今日は、分きざみで忙しかった。
帰りの電車。一日1本の、上福岡行き。


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2015年10月01日

銀木犀

銀木犀雨にけぶる銀木犀が、風がうごかない分、むせるような香りをたちこめていた。

城崎にて。









銀木犀2












西村屋シルバーウィークは、敬老の日があるからだと思っていた人が回りにけっこういて、わが家のシルバーは「失礼ね」などと言っていた。

志賀直哉にひかれて城崎へ。もっともこの小説は、かならずしも城崎という土地でなければならないというものではない。むしろ内田康夫『城崎殺人事件』のほうが紀行小説である。

城崎は温泉街としては最高だ。
共同浴場めぐりの昼もいいし、夜の射的場の風景もいい。



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